こんにちは!
Wurly's!スタッフのヤナギダです。
エレクトリック・ピアノをお探しの方に数多くお越しいただいております、
私共Wurly's!ですが、
皆様から多くいただくご質問が「どこに着目してエレピを選んだらよいのか?」
ということです。
そんな皆様へ何かきっかけになってくれるといいなと思いまして、
今回はエレピを選ぶコツを少しだけお話いたします。
本日はRhodes 編 その1 です。
Rhodesには、プレイスタイルに合わせた、2種類の機種があります。
Suitcase (スーツケース)
Stage piano(ステージ)
です。
こちらがスーツケース。
こちらがステージ。
この二つの機種の最大の違いは、AMP部の有無です。
スーツケースは、鍵盤部の下にスピーカー・キャビネットがあり、12インチのスピーカー4つで音を出していきます。
一方のステージは
アンプ部分を搭載しておらず、音を鳴らすためには外部スピーカーが必要になります。
この外部スピーカーで鳴らすとスーツケースと同じサウンドが広がる…とはいかないのが
Rhodesの奥深くて面白いところです。
その理由の一つがスピーカー・キャビネット。
スピーカー・キャビネットに入っているスピーカーは、
プレーヤーから見て前方向に2つ、自分方向に2つ(モニター代わり)入っています。
この配置が、プレーヤーの足元から上がってくるようなサウンド、ステージや部屋を反響してくる音、
キャビネット全体が振動してなることによって上部の鍵盤部分に伝わる振動など、
外付けの外部スピーカーでは表現できないほどの作用をプレーヤーに与えてくれます。
これが演奏する時の快感へとつながっていくことも大いにあるでしょう。
ですが、ステージにはステージにしかない利点があります。
それは、接続するアンプを組み替えられるということです。
スーツケースのキャビネットにはFender Twin Reverbと同じスピーカーが入っています。
そのため、Fender 系のアンプとは非常に相性がよく、Rhodesのもつ良さを損なうことなくプレイできるのですが、
スーツケースではできないような組み合わせができるのがステージの持つ魅力。
たとえば、
RolandのJazz Chorus。
Fender系とは一味違った中音域の響きを感じることができると思います。
また、VOX系のアンプと繋げば、少し硬めで強いサウンドが、
はたまたベース・アンプに繋げば、低音に厚みが出て、ベースがいないバンドでも
低音域を支えることができます。
また、エフェクターのノリ方もアンプの特性によって変化します。
こうすることによって、一台のRhodesで何通りものサウンドメイクを楽しむことができるのです。
ちなみに、
自宅での練習用には、小さめのベースアンプもおすすめです。
ワット数の小さいアンプになると、どうしても低音域のサウンドが薄くなってしまい、
全体的に音が痩せてしまう印象があります。
その部分をベースアンプという特色で持ち上げてあげる事で、サウンド全体のバランスが整い、
小さなアンプでも十分満足いくようなサウンドを得ることができます。
この様に様々なアンプと組み合わせることによって、
スーツケースでは出せないようなサウンドを作り上げることができるのが、
ステージが持つ魅力なのだと思います。
この2つの機種が
Rhodesが持つ 演奏することの楽しさ と サウンドメイクをしていくことの楽しさ を
それぞれ体現しているのです。
どちらが皆様のスタイルにマッチするのか、
それは実際に弾いてみないとわからないかと思います。
でも、それぞれの特徴と楽しみ方を事前にわかっていれば、
実際に試奏をした時の感触がかなり違うと思います。
是非、お店でその違いを体感してみてください!
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