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この記事は2015.10.19 Mondayに書かれたものです。

靖国通り沿いにある、宮地楽器神田店のレコーディング部門との共同企画 第二弾☆

話題の製品を実際に使ったらこうだった!


「10製品のエレクトリックピアノを試してみた!Wurlitzer編


数多くのアーティストを手がけるお笑いと炭水化物をこよなく愛する音楽プロデューサー、そして昨今はエロいエレピの達人「エロピニスト」としても名を馳せるMANABOON氏にお越し頂き、ハード&ソフト問わず、様々なWurlitzerを徹底的に弾き比べして頂きました


今回はWurly's!スタッフ山崎も対談に一部参加しております。

是非機種別/メーカー別の音色をチェックしてみて下さい


弾き比べの音源、MANABOON氏との対談はこちら

http://miyaji.co.jp/recgear/electronic-piano2/


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この記事は2012.07.27 Fridayに書かれたものです。
 こんにちは!
Wurly's!スタッフのヤナギダです。

「Wurlitzerのいろは」

本日のテーマは「モデルの変遷 Console Model / Spinet Model」です!


Console Models

 Wurlitzer Electronic Pianoが普及した要因の一つに、学校や大学のミュージック・ラボなどでも広く使用されていたという背景があります。その役割を担っていたのがWurlitzer Electronic Piano Console Modelです。
 先生側にはヘッドフォンとマイクの端子が搭載されており、生徒それぞれの演奏を聴き分けることができ、搭載されたマイクを使用して生徒へ話しかけることができ、生徒側も自分の演奏をヘッドフォンと通して聴いていました。一般的にはEP-200のベージュ、もしくはフォレスト・グリーンの本体にスピーカーキャビネットとヘッドフォン・マイク端子、サスティーン・ペダルを搭載したものが多く、トレモロ・エフェクターは搭載されていません。これらのモデルはModel 206(ベージュ)/Model 206A(フォレスト・グリーン)と呼ばれ学校教育の現場で活躍をしていました。
 また現在ではConsole Modelの多くがModel 200 / Model 200A仕様へとカスタムされ、ステージ上などで目にすることができる。


図2.jpg
EP-206をModel 200仕様へカスタムした一台。トレモロ回路を増設することによって、Model 200と変わらない機能性を得ることができます。



図3.png
Wurlitzer Electronic Piano EP-206A




106P

 Wurlitzer Electronic Pianoの中でもとても希少価値が高く、なおかつ唯一64鍵盤タイプではないモデルが存在します。それがクラス・ルーム・モデルの106Pです。
 44鍵盤という小型のこのモデルは、プラスティック製のボディに1基のスピーカーが存在するのみで、上記のモデルのようなヘッドフォン端子やサスティーンペダルは存在しません。この106Pは8台を一つのフレームで固定することができ、それを親機であるConsole Modelへ接続することにより、それぞれの106Pをコントロールします。この106Pは1970年代初頭に登場し、カラーリングはオレンジとベージュの2色が存在します。


734.jpg
Wurlitzer Electronic Piano 106P Orange
Vintage Vibe社によってカスタムされた1台。本来は搭載されていないボリューム、トレモロの機能を搭載することによって、愛らしいフォルムはもちろん、楽器としての演奏性も高い一台となっています。




Spinet Version

 Wurlitzer Electronic Pianoの製造が始まって以来、少量ではありますが木製の家具を彷彿とさせるようなフォルムのモデルが存在しました。それがスピネット・モデルです。このモデルは手作業によって製造されており、ペダルにはアップライト・ピアノ同様のソフト・ペダルとサスティーン・ペダルを搭載しています。構造はPortable Modelのピアノにそれぞれリンクしており、1959〜1962年まで製造されていたEP-700はPortable Model のEP-120と同じアンプ回路、アクション構造を有しています。またEP-720はEP-140B/EP-145のスピネット・モデルとなっており、1962〜1965年に製造されていたものとなります。
 もっとも希少価値が高いモデルとも言われているのがEP-300、ヨーロッパ限定で登場したEP-200Aのスピネット・モデルです。このモデルはWurlitzer Electronic Pianoの最終モデルとなっています。


図4.png
Wurlitzer Electronic Piano EP-700
「spinet」とは音符に弦が一本ずつしかなかった初期のハープシコードから派生し、小型のアップライトピアノといった意味があります。







次回は代表モデルでもある「EP-200」のアクション構造を紐解いていこうと思います!











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Rhodes(ローズ)、Wurlitzer(ウーリッツァー)のことならお任せください。
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この記事は2012.07.26 Thursdayに書かれたものです。
 こんにちは!
Wurly's!スタッフのヤナギダです。

本日より「Wurlitzerのいろは」を連載していきます。
なかなか文献や情報が少ないWurlitzerのモデルの変遷、アクション構造、アーティストを
どんどんと紐解いていこうと思います。

第一回目となる本日のテーマは「Portable Modelの変遷」です。

まず、
Wurlitzerは大きく分けて3つのタイプに分けることができます。
・Portable Model(ポータブル・モデル)
 ⇒おそらく皆様が一番お目にかかる機会が多いモデルなのではないでしょうか。
・Console Model(コンソール・モデル)
 ⇒スチューデントモデルとも呼ばれています。
・Spinet Model(スピネット・モデル)
 ⇒アップライト型のエレクトリック・ピアノです。

本日は「portable Model」について語っていきたいと思います。




Model 100 Series

 Wurlitzer Electronic Pianoの第一号モデルが登場したのは1955年、EP-100でした。その同年、アップグレード・モデルとしてEP-110、111、112が登場。
パーティクルボードにより形作られたボディに真空管によるアンプ回路とスピーカー(背面に1基)、そしてトレモロ・エフェクター(最初期を除く)。電源スイッチを兼ねたボリューム・ノブと、Speedが固定されDepthのみコントロールが可能なトレモロ・ノブ。スペックを記していくと、後に登場するEP-200 / 200Aにも通じる部分が数多く存在しています。Wurlitzer Electronic Piano は登場時からそのコンセプトをすでに確立していたのかもしれません。

 その後も研究と改良は続けられました。そして1962年、アンプ回路が真空管からトランジスタ式に進化を遂げたEP-140Bが登場。さらに同年には真空管を使用したEP-145が登場するなどモデルの変遷を見ていくことでその進化と試行錯誤を感じることができます。


xp-elpiano-w-ep100-1955-100.jpg
Wurlitzer Electronic Piano EP-100



図1.jpg
Wurlitzer Electronic Piano EP-140B






Model 200 Series

 様々な進化を遂げてきたWurlitzer Electronic Pianoに革命的なモデルが誕生したのは1968年。皆様がご存知のEP-200の登場です。
 プラスティック製のボディ、前面に配置された2基のスピーカー、約30kgと軽量に成功した本体…今までのWurlitzer Electronic Pianoのイメージを一新するようなこのモデルです。さらに特徴な点として、カラーバリエーションです。一般的なブラックをはじめ、ダーク・グリーン、フォレスト・グリーン、レッド、ベージュといったカラーが存在し、現在でもミュージシャンはもちろん、コレクターにも人気の高い機種となっています。
 1972年にはアップグレード機種としてEP-200Aが登場。カラーバリエーションはブラックとアボカド・グリーンがあり、こちらもカラー・モデルは希少価値が高くなっています。
 1978年にはEP-200Aに類似したフォルムのEP-200Bが登場。バッテリーによって駆動し、内部にスピーカーとアンプ回路を持たないこのモデルがWurlitzer Electronic PianoのPortable Modelの最後のモデルとなっています。


DSCN6912.JPG
Wurlitzer Electronic Piano EP-200 Dark Green



CIMG1529.JPG

Wurlitzer Electronic Piano EP-200A Avocado Green





次回は、
コンソール・モデル、スピネット・モデルの変遷について語っていきます!







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