スタッフブログ

PLOYTEC/πλ(ピーエルスクエアド)PL02.56 firmware

小型のMIDI給電型デジタルシンセPLOYTEC/πλ(ピーエルスクエアド)

発売して随分経ちますが、本国のサイト(http://www.ploytec.com/pl2/)を眺めていたら
"here's the release notes for πλ² PL02.56 alternative firmware emulting the legendary SP0256-AL2 chip."という記載を見つけました。

SP0256-AL2とはなんぞや?と調べてみると80年代に作られていたスピーチシンセサイザーICとのこと。
スピーチシンセサイザーといえばSpeak & Spellが有名だと思いますがロボ声風の英語を喋らせることができるICをエミュレートしたファームウェアということがわかりました。

どんなもんだろうと試してみたところまともに喋らせるのは心が折れて断念しましたがKORG SQ-1に繋いで鳴らしてみるとロボ声SEQがお手軽に出来たので動画をアップしました。
※冒頭で大きめのノイズが鳴るので再生注意。



動画の最後らへんで色気をだしてリバーブを掛けました。

SQ-1とのMIDI接続だけで給電が可能なのでπλ(ピーエルスクエアド)にはMIDIとオーディオケーブルの2本の接続で動きます。

πλ(ピーエルスクエアド)のファームの入れ替えは専用のエディターソフトで行い、通常のシンセとしてのファームへ戻すことも可能です。
入れ替え方は簡単で電源の入った状態のπλ(ピーエルスクエアド)をMIDIインターフェイス経由でPCと接続し下記のエディター画面の1で囲っている部分で[PL02.56]を選択し、2で囲われているUpdate Firmwareを押すだけです。



お手軽スピーチシンセとしていかがでしょう?



Wak
宮地楽器 エレクトリック ピアノ ガレージ 
 Wurly's! Tel : 03-5256-8181

YAMAHA CP4 のエレピサウンドを徹底比較!

 こんにちは!
スタッフの柳田です!

書き終わった後に見直して感じましたが、
非常に文章がながくなっております。
最後に比較の動画もございますので、よろしければ最後までおつきあい頂けましたら幸いです。

それでは!
本日はこちら!


YAMAHA CP4


なぜ今になってCP4の特集なのかといいますと・・・

このCP4に内蔵されているエレピのサウンドには
実はすごいこだわりが込められていることを知ったからなのです。


それでは早速見ていきましょう。

CP4にはそれぞれ

Rhodesで5機種
Wurlitzer で2機種 のサウンドが内蔵されているのですが、
このサウンドが機種別の特徴をよく捉えているので非常に興味深いです。

まずはRhodesのサウンドから

Rhodesのサウンドは
・71Rd I
・73Rd I
・75Rd I
・78Rd II
・Dyno

この5種類のサウンドが入っています。


・71Rd I
このサウンドは
おそらく、まだFender期の初期に作成された
Fender Rhodes Silver Topのサウンドがモチーフとなっているのではないかと思います。
特徴的なのは中音域のやや低音域よりの部分、Rhodesにとって一番おいしい部分の音の中に
かすかに金属が共鳴するような音がすること。
さらに高音域の歪みがピックアップの歪みではなく、オーバードライブがかかったようなギターに似た歪みである部分。
さらに、かすかに入っているアクションノイズにLidが共鳴するような音が入っているのですが、
このサウンドが他のプリセットのサウンドとは異なり、やや金属が共鳴するような高くて固いサウンドになっているところです。

Silver Top はトーンバーの形状が異なるため、そしてフェルトハンマーを採用しているため、それ以降のゴムチップを使用したRhodesに比べ、倍音成分が多く発振するのが特徴です。
この増えた倍音成分こそがTineとトーンバーという金属同士が共鳴するような音なのです。
また、Silver Topは50Wのモノラル回路のアンプを搭載しております。
それ以降が80Wのステレオ、100Wのステレオ と許容量が大きくなるにつれてサウンドがクリアになっていきますが、クリアにしていくことになった一番の要因が
この「アンプのオーバードライブ」をいかになくすのか といった悩みがあったからだといわれています。
50Wという小さなワット数で他のRhodesと同じだけの音声量をコントロールするのですから、
アンプが歪んで当然といえば当然なのですが、この特徴もよく押さえられていると思います。

そして最後にLidの歪み。
これはSilver Topとそれ以降のRhodesにおけるLidの材質の違いが大きく関わっています。
RhodesのブラックのLidはプラスチックをメインとした材質によって作られているのですが、
Silver Topはガラス繊維が組み込まれたグラスファイバーのような材質で作られており、
たたいた時の音もどこか高くて固い音が鳴るのが特徴的です。
もちろん、この音が共鳴の際にピックアップに伝わり、かすかにアクションノイズとして耳に届くのですが、まさにこの音!といった感じのサウンドが聞こえてきました。
Silver Topの特徴、よくつかんでいます。



続いて
・73Rd I

このサウンドはおそらく
Fender RhodesのブラックトップモデルからRhodes Mark1の初期までに採用されていた3Knobのプリアンプのサウンドなのではないかと思います。

特徴としては
アタック音がはっきりと聞こえてくるのですが、全体的に倍音成分が多いというサウンドです。
これはこの後のサウンドと比較しないとなかなか難しいのですが、
特徴ははっきりと押さえていると思います。

アタック音がはっきりとしたサウンドの特徴はハンマーチップの形状に秘密があります。
3KnobプリアンプのRhodesには打面の広い四角形のハンマーチップが採用されています。
この広い打面でTineを叩くことでアタックの音量が大きく出るのが特徴でもあります。

また倍音成分が多いサウンドはパワーアンプの特性に秘密があります。
この時期のRhodesのパワーアンプにはゲルマニウムトランジスタが採用されております。
このトランジスタが音を太くしてくれる特性を持っており、
このアンプを通していくことでアタック音が強かったサウンドを太くする、倍音を足していくことができるのです。
全体的にこもりがちではありますが、アタック音の強さでサウンドにハリを持たせる、
3KnobタイプのRhodesのサウンドがしっかりと再現されています。





続いては
・75Rd I

この音色はSlide Typeのプリアンプを搭載したMark1のサウンドなのではないかと思います。

サウンドの特徴は
突出したアタック音や倍音がなく、全体的にまとまりのあるサウンドでありながら、一度発した倍音が長く続いていく、
言い方を変えるとアタック時のサウンドを保ったままサスティーンが広がっていくのが特徴です。

このSlide TypeのプリアンプのRhodesの特徴の一つがハンマーチップの形状の変化です。
これまでのさいころ型の形状から
打面の面積が少ない三角型のハンマーチップに形状が変わったことで
それまで特徴的だったアタック音が若干控えめになり、
その代わりサスティーンが伸びるなかでの音質の変化が少なく、
はじめの音が長く持続するようになりました。
さらに打面が狭くなった分、Tineを叩く力が強くなり、
全体的な音圧に関しても厚みが加わったようなサウンドになります。
一つ前で取り上げた71Rd Iと比較するとそのサウンドの違いが非常に良くわかるのではないかと思います。

Rhodesが世界的にヒットしたモデルがこのSlide TypeのMark1ですので、
この75Rd Iのサウンドはどこかなじみがあり、ある意味で一番Rhodesらしいサウンドなのではないかと思います。

非常に特徴をつかんでいると思います。




続いて、
・78Rd II

こちらは名前の通りRhodes Mk2のサウンドになるのですが、
木製鍵盤/Slide TypeのMark2のサウンドになっているように思います。

Mark2とMark1の一番の違いはピックアップ。
磁石に巻かれているニクロム線の材質が変わり、細いニクロム線になったことで、
よけいな倍音が排除されてすっきりとしたサウンドになっている点、
歪みに関してもMark1のような大きく開いて広がるようなサウンドではなく、
どこか詰まった感じでオーバードライブがかかるようなサウンドになる点がこのピックアップの特徴ですが、
見事に再現されています。
プラグイン音源やステージピアノの音源ではSlide TypeのMark1が採用されることが多い中で、
現在のブラックミュージックで多用されているMark2のサウンドをしっかり再現して搭載されていることが非常にすばらしいと思います。




Rhodesの最後が
・Dyno
これは、Rhodesのカスタム工房として有名なDyno-My-PianoのPro EQのサウンドです。
ここで採用されているRhodesは
歪みの具合とサスティーンの広がりから感じるに、Slide TypeのMk1にDyno-My Pro EQを搭載したモデルが採用されているのではないかと思います。
この音色の特筆すべき点は
しっかりと実機にDyno -Myが搭載された質感を押さえている点です。

Pro EQはシンセサイザーのフィルターのような役割を果たしています。
ある特定の音域をカットし、それ以外のサウンドをブーストする、特にアタック音がよく出る部分を中心にブーストするのがこのEQの特徴です。
そのため、優しく打鍵したとき と 強く打鍵したとき ではブーストされる音域の倍音の量が変わってくるので、音が大きく変化するのです。
DX7以降から今日までのデジタル再現の音色ではDyno-Myのこの特徴を押さえきれていないのが正直な感想なのですが、
このCP4の音色はそこをしっかりと押さえています。
Dyno-Myは優しく弾いた時こそ、いわゆる「Dyno-Myサウンド」が広がりますが、
強く打鍵すると、通常のRhodesのサウンドにDyno-My独特のアタック音が少しプラスされたようなサウンドになります。
さらにピックアップの歪み方も特定倍音がブースとされるEQを通すため、聞こえ方、歪み方にかなりの違いが出てきます。
Dyno-Myの一番の特徴が「打鍵の強さによってサウンドの表情がガラリと変わる点」であることをしっかりと把握していないと、このサウンドには行き着かないのではないかと思います。
その「生の質感」をこの音源はしっかりと再現しているのではないかと思います。



Rhodesの音源で特筆すべき点がもう一つあります。
それは鍵盤タッチのモデル別の違いもしっかりと捉えていることです。
Rhodesはモデルによって鍵盤の構造に若干の違いがあり、
それによって鍵盤の重さ、打鍵した際のアタックする位置、ヴェロシティーの感触など、
その全てにモデル別の特徴があるのですが、
この特徴もしっかりと押さえているため、
Rhodesをよく知っている方が弾いても、音色と鍵盤タッチに大きなギャップがないことに、
驚きを感じました。
こんな細部までこだわっていることは素直にすごいと思います。




続いてWurlitzerの音色を見ていきましょう。

Wurlitzerの音色は全部で2つ。

・69Wr
・77Wr
の二種類です。



・69Wr

Wurlitzerのモデル別の特徴は今までのブログでもあまり触れてきませんでしたが、
私たちがよく耳にするWurlitzerのサウンドには大きく2つのモデルがあります。
・Wurlitzer 145B
・Wurlitzer 200(200A)

この二つです。
ざっくりとした分け方になりますと、
・Wurlitzer 145B=カーペンターズの楽曲で使用されることが多いWurlitzerの音色
・Wurlitzer 200(200A)=ノラ・ジョーンズの楽曲で使用されることが多いWurlitzerの音色

といった感じになります。

そんな中で
この69Wrは Wurlitzer 145Bの音色を再現した珍しい音色となります。
この145B の特徴はTubeを搭載したパワーアンプによる出力であること、
Reedが後の200Seriesのものに比べ薄く、倍音が少ないすっきりとしたサウンドになっていること、
倍音が少ない分、アタックの音がはっきりとしていること、
この3点があげられますが、
どれもしっかりと特徴をつかんでいます。
特にTube出力の質感とアタック音の雰囲気に関しては申し分がありません。
なかなか使う場面が少ない音色ではありますが、
この間精度の145Bのサウンドが搭載されていることが非常に心強いです。




続いて
・77Wr

この音色はWurlitzer 200を再現した音色ではないかと思います。
この200の特徴としてあげられるのが、
厚みのあるReedによってしっかりとした倍音が広がる点、
低音域にいくとReedの振動幅が大きくなり、Wurlitzerでしかならせない歪みが生まれること、
この二点が挙げられます。

特に厚みのある倍音に関しては69Wrの音源と聞きくらべると違いが歴然。
いわゆるウーリーサウンドをしっかりと表現しています。
また、低音域の歪みに関しても200Aではなく、200でしか感じることができなかった、
震えて歪む感覚がしっかりと表現されています。

Wurlitzerの音色に関しては、
Arturia Wurlitzer V や Waldorf Zarenbourg のようなフィジカル・モデリングの音源が完成度が高く、サンプリングの音源は少し聞き劣りするのではないかという意見が最近効かれていたのですが、
Wurlitzer独特のサスティーンが短く、パーカッシブなフレーズを弾きこなしたくなるようなサウンドがCP4にはありました。
まだまだサンプリングの技術も向上していく余地があるのかもしれませんね。



ここまでガッツリと解説をしていきましたが、
弾き比べた動画もご用意しました。
各音色、少々短めのフレーズですが、ぜひその違いをお楽しみください。
最後までおつきあい頂きましてありがとうございました!








アナログ・モジュラー・シンセサイザーの取り扱いをスタート!

 こんにちは!
スタッフのヤナギダです!
このたび、Wurly's!に新たなジャンルの商品が仲間入り!
取り扱いをスタートすることとなりました!
そのジャンルは
アナログ・モジュラー・シンセサイザー
です。
1.jpg
こちらがそのシステム(セット)の一例です。
そもそも、モジュラー・シンセサイザーとは何者なのか。。。
一般的なシンセサイザーとは、
鍵盤がついていて、ノブがたくさんついていて、
すべてがオールインワンになっている
といった印象をお持ちでしょう。
このモジュラー・シンセサイザーは
オシレーターやフィルター、LFOなど
機能ごとに個別に分かれたモジュールを、
ケースの中に入れていき、
パッチケーブルをつなぐことで、音声を発生させるシンセサイザーです。
1.jpg
これが個別のモジュールです。
つまり、自分で
オシレーターはこれを選んで、
フィルターはこれを選んで、
LFOはオシレーターにはこれをかけて、
フィルターにはこれをかけて・・・
といったように自分でカスタマイズしながらシンセサイザーを作っていくことができるのです。
このモジュラーシンセサイザーを製造しているメーカーは世界に無数に存在しており、
その組み合わせと可能性は無限に存在するのです。
ただいま詳しい特集記事を作成中です!
アナログシンセのことは
興味があるけど、難しくで・・・
という方もご安心を!
ただいまブログで展開しております、
「アナログシンセのいろは」
にても後半に突入しますとモジュラー・シンセサイザーの世界についてどっぷり浸っていきます。
まずはイメージ写真ですが、
その世界に浸ってください!
もちろん、店頭にて試奏ができます!
これから取り扱いブランドも拡大していきますので、
お楽しみに!
1.jpg

1.jpg

2.jpg

4.jpg

5.jpg

6.jpg

1.jpg

新商品 Arturia Micro Bruteについて熱く。

こんにちは!
Wurly's!スタッフのヤナギダです。

本日は、11月8日に発売予定の新商品、

Arturia  Micro Brute を紹介いたします!

ご予約はこちら
http://miyajikanda.shop-pro.jp/?pid=65904137


まだ店頭には到着していないのですが、
先日デモ機を試奏させて頂きましたのでその感想をじっくりと…。

IMG_0390.jpg

こちらがその実機です。
Mini Bruteもその機能性と音の厚みから考えるとかなり小さなサイズだと思っていたのですが、
こちらはそれ以上にコンパクトで、シンプルな作りです。

どれくらい小さいかというと

IMG_0383.jpg

このくらい!
だいたい2/3くらいの大きさになったという感じです。

では実際になにが変わっているのかチェックしていきましょう。


■主な仕様
・100%アナログの信号経路
・25鍵ミニキーボード
・Steiner-Parkerマルチモードフィルター(LP/BP/HP)
-バイポーラフィルターENV.Amountコントロール
 -Keyboard Trackingコントロール
・Brute Factorコントロール:サチュレーションとリッチな倍音
・ボルテージコントロールドオシレーター(DCOではありません)
・オシレーターミキサーコントロール(Overtone, Saw, Triangle, Square)
・オシレーターウェイブシェーパーコントロール
(Ultrasaw, pulse width,Metalizer)
・Overtoneジェネレーターコントロール
 -1オクターブダウンと5度アップ
 -1オクターブダウンから5度アップのMIXバランス
・LFO:3種類のウェイブフォーム(Saw, Triangle & Square)
 -フリークエンシーレンジ:1Hz to 200Hz
 -外部入力ソースおよびシーケンサーセクションとの同期
・ADSR ENVELOPEジェネレーターコントロール
・VCA (GATE and ENVモード)
・Mod Matrixセクション(1V/Oct.)
-Envelope & LFOパッチアウト
 -Ultrasaw, pulse width, Metalizer, Overtone/Sub,パッチイン
・外部オーディオイン(w/インプットレベルコントロール)
・CV/Gateインターフェイス:Pitch Out, Gate Out & Gate In
・MIDIインプット
・USB2.0 MIDIイン/アウト
・Step Sequencer: Rateコントロール/Tapテンポボタン
- Play-Off-Record
- ストア可能な8シーケンスコントロール(外部MIDIクロックに同期可能)
・フロントパネルに4基のフェーダーと20個のノブ
・ラインアウトとヘッドフォーンアウト

まずはコントロール部分。


IMG_0386.jpg

これがその全体図。
左上から
オシレーター、フィルター、パッチとボリューム、
Glide、LFO、エンベロープ、シーケンサー

大きな特徴は、
パッチによる操作とフィルターのエッジの良さ だと感じました。

IMG_0385.jpg

パッチによる操作とは、
EnvelopeとLFOを
Pitchにかけるのか、Filterにかけるのか、

それをパッチングすることで決める事が出来ます。
これにより回路がよりシンプルにすることが出来ます。




更に感じたのがフィルターのエッジの良さです。
かなりキレが良くかかります。
Mini Bruteのフィルターもかなりエッジが効いていたのですが、
それに匹敵するくらい、ひょっとすると同等以上のキレかもしれません。
この辺りは、
店頭展示品が到着した時にさらにじっくりと検証していきたい部分です。


IMG_0387.jpg

出音の印象は、かなり図太いです。
パンチングの採用と回路のシンプル化により、

複雑な回路を使う事で発生しがちな
「一枚、幕が掛ったような出音感」を取っ払い、
更に一歩前から音が出てきているような臨場感を感じられます。

この出音の臨場感と迫力は他のシンセサイザーではなかなか味わう事が出来ない感覚だと思います。
是非チェックしてみて下さい。

更に、
今回Mini Bruteにはない、新たな機能が追加されています。

それが ステップシーケンサー の機能です。
少しだけいじってみましたが、この出音の迫力でシーケンスを組めるのは、正直驚きです。
時間の関係でほんのちょっとしか使用で出来ませんでしたが、
この機能は本当に面白いです。

このシーケンサーの機能により、
今までのシンセサイザーの「いじり倒す」のさらに先の感覚を味わう事が出来るのではないかと期待しています。


IMG_0388.jpg


短い時間ではありましたが、デモ機を演奏することが出来たのでその感想をお伝えさせて頂きました。

ご予約はこちら

http://miyajikanda.shop-pro.jp/?pid=65904137



11月8日発売予定、
店頭にも同日に展示予定!Mini Bruteとの比較試奏も堪能できる予定です。

是非、お楽しみに!






 
中古 Vintage Piano (ヴィンテージ ピアノ) 、
Rhodes(ローズ)、Wurlitzer(ウーリッツァー)のことならお任せください。
在庫多数取り揃えております。

レストア、修理、メンテナンス、パーツ販売、買い取り、下取り
なんでもご相談ください。

お問い合わせはこちらまで
宮地楽器 エレクトリック ピアノ ガレージ Wurly's!
Tel : 03-5256-8181
Web : 
http://www.miyaji.co.jp/Wurlys/
お問い合わせフォーム

https://www.miyajimusic.com/form/PCForm_cojp.php?a=81&j=FJ_N_wurlys








 

Woldorf Zarenbourg 〜新たな風になれるか〜 その2

 こんにちは!
Wurly's!スタッフのヤナギダです。

前回に引き続き、
Woldorf  Zarenbourg を掘り下げていきたいと思います。

その1はこちら↓
http://miyaji-wurlys.jugem.jp/?eid=314


Zarenberg Photo.jpg


Zarenbourg にはエフェクトが内蔵されています。

CIMG3727.JPG

OFF
ADJUST
CHORUS
FLANGER
PHASER
ECHO / REVERB
AUT WAH
EQUALIZER
OVER DRIVE

ネーミングの通り、様々なエフェクトが搭載されています。
「ADJUST」 を選択することで、音色をレイヤーすることも出来ます。
また、
「OVER DRIVE」にはTUBEのシミュレーションも搭載されており、
単なる歪みではなく、DRIVEを絞り、TUBEをオンにすることで、
真空管独特の温かく丸みのあるサウンドの雰囲気をシミュレーションすることが出来ます。

CIMG3728.JPG


また、これらのエフェクトとは別に、TREMOLOのエフェクトも搭載しており、
TREMOLOだけ独立して操作できることが、Rhodesを使用しているプレーヤーにも
直観的な音作りをする手助けになるのではないかと思います。
ちなみに、このトレモロは
ステレオモード と モノラルモード を切り替える事が出来るため、
Rhodesのときにはステレオモード、Wurlitzerのときにはモノラルモード
といったように使い分ける事ができます。



鍵盤はFATAR製の鍵盤を採用しております。
実際に弾いていただくと、その違いもはっきりとわかってきます。
鍵盤の重みとは裏腹に、指や腕にかかる負担が少なく、長い間プレイできるのは、
FATAR製の鍵盤のおかげなのかもしれません。


今回はエフェクトの音色を、前回同様、本体のスピーカーからのサウンドでお楽しみください。












中古 Vintage Piano (ヴィンテージ ピアノ) 、
Rhodes(ローズ)、Wurlitzer(ウーリッツァー)のことならお任せください。
在庫多数取り揃えております。

レストア、修理、メンテナンス、パーツ販売、買い取り、下取り
なんでもご相談ください。

お問い合わせはこちらまで

宮地楽器 エレクトリック ピアノ ガレージ Wurly's!
Tel : 03-5256-8181
Web :
http://www.miyaji.co.jp/Wurlys/
お問い合わせフォーム
https://www.miyajimusic.com/form/PCForm.php?a=81&j=FJ_N_wurlys_ite






Woldorf Zarenbourg 〜新たな風になれるか〜 その1

 こんにちは!

Wurly's!スタッフのヤナギダです。
知らぬ間に梅雨入りをしていた関東地方ですが、今年の梅雨は空梅雨のようです。
ピアノには少し優しい梅雨になってくれるとうれしいのですが。。。


さて、
昨日(6月7日金曜日)にこんなデモ機が到着しました。

Zarenberg Photo.jpg


Woldorf  Zarenbourg

「これは何ぞや?!」という方にご説明を。

Waldorfといえば、シンセファンの中では知らない人はいないドイツの電子楽器メーカーです。
The WaveやPPG Waveなどの往年の名機や、最近だとBlofeldなどプレーヤーのみならず、
エンジニアの心をつかむような商品を数多く輩出しています。

そんなWaldorfが2006年に発表をしたのがこのZarenbourg。
見た目がちょっぴりレトロなステージキーボードです。

前面にはスピーカーが2基、底面にウーハーが1基の2.1chの出力。
勿論、アンプへのアウト端子もありますが、
この一台だけでサウンドを楽しめる気軽さもうれしいですよね。


音色の種類はこちら。

CIMG3726.JPG


TINES (音圧が高いRhodes)
BARS (アタック音が強いRhodes)
REEDS (Wurlitzer)
GRAND (Steinway B Grand)
ELECTRIC GRAND (YAMAHA CP)
FM (YAMAHA DX7 に代表されるFMエレピ)
CLAVINET

この中で興味を惹くのが
TINES, BARS, REEDS の音源の構成です。

この Rhodes と Wurlitzer の音源は「フィジカル・モデリング」によって構成されているのです。
「フィジカル・モデリング」とは、
音の波形そのものに着目して合成するのではなく、実在する楽器の物理的な構造に着目し、シミュレートする事により音の信号を作り出す方法の事です。
現在、Arturia から発売されている「Wurlitzer V」などでも採用されている、別名「物理モデリング」とも呼ばれている音源の構成方法。
「モデリング」と呼ばれることからも分かるように、
実際に音を録音することからスタートする「サンプリング」とは違い、
楽器の「仮想シミュレーション」といったものになります。

この「フィジカル・モデリング」の最大の特徴は、
サウンドをエディットする際に、
ハンマーの硬さやピックアップの距離、
Tineとピックアップの位置関係などを自分でシミュレーションをして、音色を作り上げる事が出来るという事なのです。
これは、RhodesやWurlitzerの実機のサウンドをドライバーで作り上げていく作業を、
PC内でやってのけてしまうという事です。
(PCによるエディットソフトは、2013年中に発表になるそうです。それも期待ですね。)

この「フィジカル・モデリング」によって今までのエレピサウンドとは一線を画したサウンドを手にしたのが、この Wordolf Zarenbourg なのです。


その他、
GRAND, ELECTRIC GRAND, CLAVINET はサンプリングによる音源、
FM は実際に内部にFMシンセの構造を持っている
という、音色によってそれに適した方法を用いて構成された音色が搭載されています。

そしてこれらは「PRESET」とA〜Cまでのユーザーバンクが搭載されており、
自分の好みのサウンドをエディットし、それをメモリーすることも可能です。

さらに、それぞれの音色をレイヤーすることもできます。
例えば CLAVINET-Cに入っているStringsと GRAND-PRESET の音色をレイヤーすることもかのです。
私個人的なオススメとしては、
TINES-PRESET と BARS-PRESET の音色をレイヤーすることで、
音圧の中にアタック音が程よく混在する、Rhodes Suitcase Mark1 後期モデル のようなサウンドです。


こちらが一つ一つのPRESETの音色です。

今回はアンプにはつながず、スピーカーからのサウンドでお楽しみください。








中古 Vintage Piano (ヴィンテージ ピアノ) 、
Rhodes(ローズ)、Wurlitzer(ウーリッツァー)のことならお任せください。
在庫多数取り揃えております。

レストア、修理、メンテナンス、パーツ販売、買い取り、下取り
なんでもご相談ください。

お問い合わせはこちらまで

宮地楽器 エレクトリック ピアノ ガレージ Wurly's!
Tel : 03-5256-8181
Web :
http://www.miyaji.co.jp/Wurlys/
お問い合わせフォーム
https://www.miyajimusic.com/form/PCForm.php?a=81&j=FJ_N_wurlys_ite



シンセサイザーズ-OSC-

みなさんこんにちは。

今回はシンセサイザーについて、ちょっとだけご紹介させていただきます。
数ある楽器の中でシンセサイザーと呼ばれている物は、いったいなんなんでしょうか?(そもそも楽器?)それを、個人的な主観で解説させて頂こうと思います。シンセ通のみなさま、解説不足の部分はご了承下さい。なんせ、シンセ全てを考えますと、多機能、多機種なので、スタンダードな部分だけということで。

電気的電子的に音を出し、その音をコントロールできる。これがシンセの基本だと思います。が、それですと、サンプリング音源でフィルター等搭載されているものもシンセってことになります。そこで、最近一般的にシンセと呼ばれる(デジタル、アナログ問わず)機種を雰囲気で選んでいきたいと思います。

今回は、オシレーター oscillatorです。パネルの表記はOSCとなっている物が多くあります。発振回路のことで、シンセの音の一番初めの発音部分です。



左の画像は、KORG MS10のオシレータのコントロール部です。
VOLTAGE CONTROLLED OSCILLATORと表記があります。頭文字をとりますと、VCO。【VCO】と表記のシンセもあります。
ヴォルテージコントロールというのは、電圧にて音程が制御されたりしてます。主には電気的に波のスピードをコントロールします。デジタルのシンセはここが【DCO】となっていたりします。デジタル制御ですね。
セレクターの【SCALE】は出音の高低を決めます。32'は低く、4'は高くなります。
セレクターの【WAVE FORM】は波形です。左から、サイン波、ノコギリ波、パルス(スクエア)波と、(ホワイト)ノイズです。MS10はパッチブロックに、別枠でピンクノイズのアウトも存在しています。
サイン波は、やわらかく、フルートや、パイプオルガンなどの空気の流れを感じるような音です。ノコギリ波は、〈ビーー〉という感じで、強いていえば、擦る系の弦楽器、ストリングスに近い音です。パルス波は、〈プーー〉〈ポーー〉のような響きで、電気的エレクトリックな感じです。ノイズはホワイトノイズは〈サーー〉です。一例ですが、パーカッション音でスネアのスナッピーの感じを出すのに使ったりします。
【PITCH】は、SCALEで設定した音の高さの範囲内で更に音程を調整する部分です。
【PW/PWM】は、パルスワイズ、パルスワイズモジュレーションの略です。WAVE FORMで、パルス波を選択した場合、その幅(デューティサイクル)を可変させます。コントロールノブが左側で〈ポーー〉と、いう感じの音ですが、ノブ右側で〈チィーー〉のような音になり、聴こえづらい音になってきます。パルス幅を一定周期で可変させたり、時間的変化を加えることができるのが、パルスワイズモジュレーションです。が、このOSCブロック内では設定出来ません。
KORG MS10のオシレータ部でした。

他のシンセはどうでしょうか?
KORG POLYSIXのOSC部です。表記は【VCO】。PWMのコントロールノブ【PWM SPEED】が有ります。そして、【SUB OSC】。これは、音に厚みを付ける為のオマケのオシレータ。付加的なものなので、細かいコントロールが出来ない物がほとんどです。



YAMAHA CS10のOSC部です。
波形の選択?が【MIXER】部にあります。選択というより、ノコギリ波と、パルス波の音量を決めるようになっています。【LFO MOD】については、またこの次に。











Roland JUNO-106はDCOです。
コントロールノブでなく、スライダーとセレクトスイッチです。が、内容は上で紹介したものとほぼ同じです。
波形は2つ同時に、選択できます。



これまでは、発振源オシレーターが1つ、又はサブオシレーター付きのものでした。
発振源が2つ、3つとなれば厚い(太い)音が出せます。広がりのある音を作る事も可能です。

moog minimoogはOSCが3つです。
ノイズオシレータは、OSCブロックの右側、MIXERブロックに、ホワイトノイズ、ピンクノイズと存在しています。











moog MINITAURは2オシレータですが、エディット部分はすごく簡易的。










Sequential Circuits Prophet-5は2オシレータ






最新もののひとつ、STUDIOLOGIC Sledgeは3オシレータ。
そして、OSC1には、【WAVE TABLE】というものが、波形選択部にあります。電気的シンプルな波形以外に、66個の少し複雑な波形が用意されています。デジタルシンセならではの利点です。
OSC2/3には【FM BY OSC1/2】があります。これは、オシレーター波形を別のオシレータに干渉させる機能です。
シンプルな波形に歪みが生じます。ノイズ要素が加わる様な感じです。深く掛けるとディストーションに近い感じかも。


同じく最近の、Arturia MINIBRUTE。
1オシレータ+Sub Oscですが、【Ultrasaw Amt】【Ultrasaw Rate】【Metalizer】と、他にないパラメータが付いています。デジタルシンセのRoland JP-8000などには、こんなパラメータが在ったかと思います。
小さなボディに、つまみがいっぱい。よく収まったなと感心してしまいます。イジリがいがあります。
ちなみにMINIBRUTEはアナログシンセです。










アナログシンセでも、コントロールノブ、スライダーが、各ブロックに付いていないシンセもあります。
Oberheim Matrix-12もそんなシンセです。
ディスプレイにオシレータのパラメータを呼び出し、ディスプレイ下のエンコーダで可変します。
パラメータ内容は一般的シンセとほぼ同じです。


結局、そんなに大きな違いはなく、出てくる音も同じなのでは?と思いますが、実際、出音の波形をオシロスコープで見てみると、1台1台違う、同一機種によっても個体差があったり、ノコギリ波のとがりの先が少し丸くなっているだけで、音の印象が違います。
minimoogなどは、3つのオシレータの音成分の違いにより、同じ設定で重ねるだけでも太い音になります。

突然ですが、長くなりましたのでこの辺で、お許しを。

次回はフィルター部を予定しております。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

中古 Vintage Piano (ヴィンテージ ピアノ) 、
Rhodes(ローズ)、Wurlitzer(ウーリッツァー)のことならお任せください。
在庫多数取り揃えております。

レストア、修理、メンテナンス、パーツ販売、買い取り、下取り
なんでもご相談ください。

お問い合わせはこちらまで

宮地楽器 エレクトリック ピアノ ガレージ Wurly's!
Tel : 03-5256-8181
Web : http://www.miyaji.co.jp/Wurlys/
お問い合わせフォーム
https://www.miyajimusic.com/form/PCForm_cojp.php?a=81&j=FJ_N_wurlys








NAMM SHOW 2013 スタッフから1日目のレポートが届きました!

 こんにちは!
スタッフのヤナギダです!

さて、海の向こうで行われている楽器会の一大イベント
NAMM SHOWの1日目のレポートが、現地のスタッフから届きました!
今は向こうは何時なのでしょうか。。。

その中でも鍵盤楽器を中心にお送り致します!







まずはコチラ!


Studiologic

レポートはコチラ↓
http://miyaji-parec.jugem.jp/?eid=397#sequel






そして


KORG

レポートはコチラ↓
http://miyaji-parec.jugem.jp/?eid=395#sequel





moog

レポートはコチラ↓
http://miyaji-parec.jugem.jp/?eid=388#sequel






Dave Smith

レポートはコチラ↓
http://miyaji-parec.jugem.jp/?eid=386#sequel


まだまだ更新予定です!

コチラのページにて随時更新!
お見逃しなく!

http://www.miyaji.co.jp/namm2013/index.php







中古 Vintage Piano (ヴィンテージ ピアノ) 、
Rhodes(ローズ)、Wurlitzer(ウーリッツァー)のことならお任せください。
在庫多数取り揃えております。

レストア、修理、メンテナンス、パーツ販売、買い取り、下取り
なんでもご相談ください。

お問い合わせはこちらまで

宮地楽器 エレクトリック ピアノ ガレージ Wurly's!
Tel : 03-5256-8181
Web : http://www.miyaji.co.jp/Wurlys/
お問い合わせフォーム
https://www.miyajimusic.com/form/PCForm_cojp.php?a=81&j=FJ_N_wurlys


ヴィンテージシンセ鍵盤の下

 みなさん、こんにちは。
Wurly's!のある神田界隈では、雪も溶けて日差しが春めいて来たかなと思っているところですが、今夜あたりまた雪が降るらしいです。
降り積もって困るものに、埃もありますね。ギターなどは埃の溜まる箇所も、環境もないのですが、鍵盤楽器となると、鍵盤の隙間、シンセに関しては、コントロールノブ、スイッチの隙間から、知らない間に埃が侵入します。空冷ファンが付いているものは、空気清浄機状態で強制的に埃が侵入します。
日々Wurly's!には、ヴィンテージシンセ、オールドシンセが入荷します。内部をチェックするとやはり、溜まっています。動作は問題無くても、気持ちのよいものではありません。将来の故障の原因にもなります。定期的にメンテをされているものは、それでも少ないのですが、放置ものはスゴイです。埃以外でも、ギターのピック、紙を留めるクリップ(これは電気的に危険です)が入っている事多々あります。

これは、最近入荷のOberheimのシンセの鍵盤の下側です。
灰色の丸い吸盤の様な所が、鍵盤を弾いた時にそれを感知する接点です。ここに、埃が詰まると正常な動作をしません。
手前のゴムブッシングもここまで分解しないと状態を判断出来ません。









鍵盤も分解してしまえば、クリーニング(特に鍵盤サイド)もやりやすく、ふき残しなくできます。














見た目が綺麗で動作が問題無くても、やはり心配なのでなるべく内部を覗いてみます。古いアナログシンセなどは、補修メンテが必要とされていたせいか、開封し易くできています。が、デジタルものになってくると、難しいものもあります。エアダスターで埃を飛ばしたりしていますが、やはりエコ面を考えてエアコンプレッサーが欲しいと思うこの頃です。

みなさまの使用されているヴィンテージシンセの埃の積り具合はいかがでしょうか?

マイクで奏でるシンセサイザー〜Vocoderの軌跡〜

こんにちは!
Wurly's!スタッフのヤナギダです。

本日はちょっと変わった(?)シンセのお話。
変わったと言ったら失礼ですよね。。。(笑)
マイクを生やしたシンセと言えば・・・
Vocoder(ヴォコーダー)ですよね!


CIMG2817.JPG

こちらは
Novation

Mininova

ショッピングページはこちら⇒http://miyajikanda.shop-pro.jp/?pid=52631731

現行のVocoderの定番機種の一つですよね。




ヴォコーダーと言えば、自分の声がロボットのような声になるシンセサイザー。
原理としては、人間の声帯が持つ音声周波数を、シンセサイザーにおける同じ周波数に当てはめることで、声を出力させています。ボコーダーを通すことによって、人間の声と機械音が合成されたような効果が出るのです。
トーキング・モジュレーターのような名前でエフェクターなどにも活用されている技術です。

もともとのヴォコーダーは音声通信での音声圧縮技術として生まれたもので、それを楽器に応用したのが始まりでした。

「自分の声がシンセのサウンドになるなんて」…考えるだけで衝撃的ですが、
名立たるアーティストがこぞって使っていた時代がありました。
シンセサイザーが様々なジャンルの音楽を席巻していた70年代〜80年代です。
TMOの「TOKIO」や「テクノポリス」、海外ではアース・ウィンド・アンド・ファイヤーやクラフトワークなど
どれも個性的なサウンド使いで、強烈な印象をぶつけてくれました。


そんなヴォコーダーの中でも名機と呼ばれるものがいくつかあります。

その一つがRoland VP-330。



この「VP」は「Vocoder Plus」の事です。
通常のシンセの機能にヴォコーダーをプラスした、当時のヴォコーダーの定番機種です。

テクノミュージックの流行とともに、その影響力を強めていったヴォコーダーですが、
最近のテクノブームの再来と、機械的なヴォーカルサウンドで話題になっているVOCALOID(ちょっとヴォコーダーとは違いますかね?笑)の流行により、
最近ではヴォコーダーの存在意義が見直されています。

最近のステージでよく見るキーボーディストのセッティングが、
メインのキーボードが一つと、効果音的な役割を果たす小さめの鍵盤が一台。
後はオルガンやストリングスシンセなど、必要なサウンドを持つものを手元に置いておく、
といったスタイルが一般的なようですが、
「効果音的な役割を果たす小さめの鍵盤」として、ヴォコーダーの機能を持った
micro KORGやMininovaなどのシンセをよく見かけるようになりました。

最近のヴォコーダーの大きな特徴は、
ヴォコーダーとしての機能もさることながら、一台のシンセとしての機能性がとても高いことです。
マイクを付ければヴォコーダー、マイクを外せば小型のシンセに早変わり!といったところでしょうか。
小ささを感じないくらい高性能になっています。
この一台があれば、ステージでも製作でも安心感が全く違います。

そして本来のヴォコーダーとしての機能も充実しております。
自分でサウンドを作っていくことはもちろんですが、プリセットのサウンドも非常に完成度が高く、
そのサウンドで十分ステージを組み上げる事が出来てしまいます。
これには驚かされてしまいました。


ただ今、お隣の神田店本館のレコーディングコーナーにて、現代のヴォコーダーMininovaを試奏することが出来ます。
オールインワンのハイテクシンセも魅力的ですが、
サウンドに合わせて自分のキーボードブースを組み上げていく楽しみもありますよね。
男のコックピットではないですが・・・(笑)
是非、ヴォコーダーの魅力を体感してみて下さい。










中古 Vintage Piano (ヴィンテージ ピアノ) 、
Rhodes(ローズ)、Wurlitzer(ウーリッツァー)のことならお任せください。
在庫多数取り揃えております。

レストア、修理、メンテナンス、パーツ販売、買い取り、下取り
なんでもご相談ください。

お問い合わせはこちらまで

宮地楽器 エレクトリック ピアノ ガレージ Wurly's!
Tel : 03-5256-8181
Web : http://www.miyaji.co.jp/Wurlys/
お問い合わせフォーム
https://www.miyajimusic.com/form/PCForm.php?a=81&j=FJ_N_wurlys_ite









記事を検索