スタッフブログ

Yasei CollectiveのMVにTine pianoが登場!


スタッフのTammyです
どうもどうも〜!
今日はちょっとVintage vibeの小話を〜。


米国ニュージャージー州で永年に渡り、ヴィンテージ・エレクトリック・ピアノの
修理とレストア業をしている工房 "VINTAGE VIBE"。
その技術とノウハウを凝縮して、究極のエレクトリックピアノ「Tine Piano」を製造しています。

見た目はWurlitzerを彷彿とさせるような可愛らしいフォルムですが、
音の出る構造はRhodesに近く、音色は甘く華やかなサウンドが特徴です

当店はその日本初上陸のVintage VibeのTine Pianoを取り扱っているのですが、
その73keysがミュージックビデオで使用されてます


ヤセイコレクティブ 結成5周年記念アルバム『so fa so good』。

そこに収録されている“Tonight feat.在日ファンクホーンズ”のMVに登場してます

MVはこちら
http://yaseicollective.com/archives/627

いやいや〜このMV、実にカッコイイですよね〜
ちょっとシュールで、でもチクチク刺さる感じが好きです

キーボードを担当されている別所氏は、アーティスト活動の傍ら、
当店セミナーの講師として何度もお招きしております。

Yasei Collective公式HP
http://yaseicollective.com/


MVで使用されたTine Pianoは、現在店頭に展示中
興味のある方、是非店に遊びにきて弾いてみてください〜。


Vintage Vibe 特設ページ
http://www.miyaji.co.jp/vintagevibe/

Vintage Vibe Tine Piano Artist Series Player:別所和洋 from Yasei Collective

 

Vintage Vibe Tine Piano  Artist Series    
Player:別所和洋 from Yasei Collective

実力派バンド Yasei CollectiveのKeyboardist 別所和洋氏によるVintage Vibe Tine Pianoの演奏です。

使用したのはVintage Vibe Tine Piano 64keys Fawn Skin。

Vintage Vibe の詳細はこちら


Vintage Vibe

米国ニュージャージー州で永年に渡りヴィンテージ・エレクトリック・ピアノの修理とレストア業をしている工房 "VINTAGE VIBE"が、ヴィンテージ・ピアノの持つ欠点を廃し、ミュージシャンが抱えていた問題をクリアにした製品を開発しました。古いエレピは音楽シーンにかなりの存在感を示してきましたが、近年の楽器シーンでは可搬性からデジタル楽器への移行を余儀なくされ、もの足りないユーザーも多くいるのが現状です。


こちらのVINTAGE VIBE TINE PIANOはそうしたユーザーのニーズに応え、従来のハンマーアクション式のピアノと比較して徹底的に軽量化を図りながらも良質の音色を保持したピアノです。
また、サウンドにあわせたクラシックなカラーとボディ形状も決してイメージを裏切らないものとなっています。
こちらのピアノの製作者はわずか6人。それぞれが経験豊かなリペアマンやクラフトマンです。
外注なしで完全にハンドメイドで一台一台造られる製造工程。それはスタッフのヴィンテージ・エレクトリック・ピアノに対する情熱なしでは成しえません。
宮地楽器WURLY'Sではこの熱きクラフツマンシップをそのまま受け継ぎ、完全に調整した姿でご案内いたします。













Vintage Vibe Tine Piano Artist Series Player:難波弘之



Vintage Vibe Tine Piano Artist Series!
名だたるアーティストによるVintage Vibe Tine Pianoの演奏をお楽しみ頂くシリーズ企画!
第一弾は伝説のキーボーディスト、難波弘之さんです。

アーティストとしての確固たる地位を持ちながらも、
名だたるアーティストのサポートを行っている難波弘之さん。
Rhodesに対するこだわりもかなり強いものがあり、
サウンド、演奏感、ともにクォリティーの高いエレクトリックピアノをお持ちなのです。

そんな難波さんによるVintage Vibe Tine Pianoの演奏をお楽しみください!

難波弘之さん Official Site
http://www.vega-net.ne.jp/namba/


















Vintage Vibe Tine Piano と Rhodes の違いを考えてみる。 その1

こんにちは!
スタッフの柳田です。

巷に流れている音楽に耳を傾けてみると、
Rhodes、Wurlitzerと言ったエレクトリックピアノのサウンドが
また多く使われてきていることに気がつきました。
私どももRhodes、Wurlitzerの専門店としてお店を開いてから丸3年が経過し、
エレクトリックピアノの復活に少しでも力添えできていれば嬉しい限りでございます。


さて、そんなエレピサウンドの復活の中で、
新たなブランドとして日本に上陸したエレクトリックピアノ、
Vintage Vibe Tine Piano。


今ではライブステージなどでも見かけることが多くなったVintage Vibe Tine Pianoですが、
その特色として多く語られているのが
「Fender Rhodesのアクション機構を持ち合わせながら、Wurlitzerのようなコンパクトさ、可搬性を実現。」という、
Rhodesと向き合う上で一番頭を悩ませていた「持ち運び」という問題を一発で解消した点です。

ですが、今回はそんなVintage Vibe Tine Pianoの特色をサウンドの側面からRhodesと比較していきたいと思います。



エレクトリックピアノのサウンドの中でバッキングなどで一番良く使われる音域、
C3〜C5の音域をEQの波形で見てみましょう。





こちらの画像はほぼ同じGainで、C3〜C5付近の音域の同じ和音を弾いた写真です。
200〜800hz付近に関してはほとんどおなじような波形になっているのですが、
注目をしていただきたいのは黄色の四角で囲まれた2,000hz付近です。
この部分は、Rhodesではばっさりと切れているのですが
Vintage Vibe Tine Pianoの場合はしっかりと響きが記録されているのです。
C3〜C5付近の音域で奏でた時が一番顕著だったのですが、
その他の音域で比較をしても、Rhodesに比べ、Vintage Vibeのサウンドの方が
高い周波数のサウンドも一緒に鳴らしていることが見て取れました。

この波形の特徴はPassiveのVintage Vibe Tine Pianoのサウンドでも同じように見ることができましたので、
おそらくはPick Upによるサウンドの違いが現れているのではないかと考えられます。


では、Vintage Vibe Tine Pianoに搭載されているプリアンプの有無による効果は
どのくらいあるのでしょうか。

ここではVintage Vibe Tine PianoのPassiveとActiveのサウンドの比較してみましょう。

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vv-passive.jpg

こちらも
C3〜C5の音域の同じ和音を弾いた時のサウンドの比較です。
四角で囲まれた300から2,000hz付近の持ち上がり方に違いがあるのが見て取れます。
プリアンプの効果によってこの付近の周波数のサウンドを持ち上げて、
Tine Piano独特のサウンドというものを作り上げていることがわかります。

元のサウンドの特徴的な部分をさらに持ち上げることで、
楽器の生音の特徴をより強調している、それがVintage Vibe Tine Pianoのプリアンプの特徴です。



さて、お話をまとめていきますと、
RhodesとVintage Vibe Tine Pianoのサウンドの違い、
それはピックアップとプリアンプの違いから生み出された違いです。
そしてその違いとは
強調される音域がRhodesに比べて
Vintage Vibe Tine Pianoの方が高音域に向かって広くなっているのです。
これが「音の情報量が多い」というTine Pianoを弾かれた方の感想につながっていたのですね。

次回はサウンドセッティングの調整によるサウンドと波形の違い、Tone Controlによるサウンドと波形の違いを見ていきたいと思います。

Vintage Vibe Tine Pianoのサウンドはこちら。








Vintage Vibeを使用したPVを紹介!

先日開催されましたフランクフルト・ミュージック・メッセ Frankfurter Musikmesseに参加をしておりました Vintage Vibeよりこんなビデオが届きました。



Richie Kotzen 'Regret'


こちらのビデオにVintage Vibe Tine Pianoが登場!
映像は全編弾き語りによって行われており、
Bluesらしい雰囲気と彼のVocal、
そしてVintage Vibeのサウンドのいいところが全て詰まった映像となっております。

ぜひ!



決算セール Vintage Vibeフェアー開催中!

 こんにちは!
スタッフのヤナギダです。

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開催中のWurly's!決算セール!
3/1(SAT)〜 Vintage Vibe フェア開催中です!

詳細はこちら

Vintage Vibe Tine Pianoの最大の特徴はサウンドです。
Fender Rhodesのアクション機構を踏襲しながらも、
従来のFender Rhodesのサウンドとはひと味違う音色を持っています。

その違いとは…



従来のRhodesサウンドといえば
中音域が非常に豊かであり、なおかつ少し重たい歪みのサウンドを織り交ぜながら演奏ができるサウンドです。
この中音域の豊かなサウンドがRhodesの音の太さを支えている一つの要因のようにも感じられます。

一方Vintage Vibeのサウンドはいかなるサウンドなのか、
非常に音粒が細かく、情報量の多いサウンドで、
低温域から高音域まで、73鍵盤すべてが主役の音として活躍ができるほどバランスが良いのが特徴です。

そのため、Vintage Vibeは1台だけで
Bass
バッキング
メロディー
すべてを司ることができます。
バンドに入れるのももちろんですが、
ソロでの演奏にもそのバランスの良さを発揮することができる、非常にお利口さんな楽器です。

ですが、バランスがいいからといって小さくまとまらないのがアナログ楽器の利点の一つ。
優しくソフトな音から激しく歪む音まで、打鍵の強さによって表情をガラッと変えることができるのがこの楽器の懐の深いところです。
聞かせる部分はしっとりと、前に出て行くときは情熱的に…様々な表現を一気にこなしてくれるのです。

逆に延焼しているこちら側の力量が試されているように思える瞬間もあり、個人的にはひやっとしてしまうのですが。。。

新たにサウンドを動画におさめました。拙い演奏ですが、皆様にこの楽器のもつ様々な一面が伝わればいいなと思います。

どこか懐かしく、ヴィンテージのサウンドでありながら、モダンな部分もしっかりと発展させているVintage Vibe Tine Pianoです。

是非、店頭にてお試しください。










Vintage Vibe Tine Piano について熱く。

こんにちは!
スタッフのヤナギダです。

こちらより商品の詳細をご案内します。




Vintage Vibe Tine Pianoとは

アメリカのエレクトリックピアノ工房 Vintage Vibe社が
Fender Rhodesの発音機構とサウンドをWurlitzerのようなボディにおさめた
往年の名機のいいところを取り込んだ現代のエレクトリックピアノです。



詳細はこちらをご覧ください!

http://www.miyaji.co.jp/vintagevibe/





 

Vibanet 店頭試奏機がついに到着!じっくりレビュー!その2

 こんにちは!
スタッフのヤナギダです。

さて、今回もVintage Vibe Vibanetの詳細を細かく見ていきたいと思います。


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前回はこの楽器の機能面と弾き心地に関してお話をさせて頂きましたが、
今回はこの楽器に植え付けられたリペアマン魂が感じられる部分を見ていきたいと思います。

ClavinetやこのVibanetのように、発音方式に弦を採用している楽器にどうしても付きまとってくる問題が、
消耗してしまった弦の交換です。

この弦交換の局面まで想定して設計をされているのがこのVibanetの特徴でもあり、
リペア工房でもあるVintage Vibeならではの心配りのように感じます!

弦交換の際に手間がかかってしまう箇所は二か所。

一つは弦をスタート位置にひっかけなければならない作業。
もう一つはミュートを司っているYarnと呼ばれる部分に弦をくぐらせる作業。

この二つの問題をいかに解決しようと設計されたのか、それがこのVibanetから感じることが出来ます。


まずは弦をひっかける作業。

これは従来だと、本体の内部の限られたスペースからアクセスして作業を行わなけれがならず、
単純にひっかけるだけでも多くの時間とストレスが掛ってします作業でした。



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それを解決するために、なんと本体側面から弦が引っ掛かっている部分が見えるようにくりぬかれています。

これで弦交換の際も広いスペースを使ってひっかける事が可能になり、作業効率が格段に上がります。






更にYarnをくぐらせる作業。
ClavinetのYarnは毛糸を網目状に張り巡らせたのので、そこに弦をしっかりと絡ませる量に通さなければならず、
Yarnに絡めている最中にひっかけた弦が外れてしまったりなど、
作業に時間を取られてしまう事もしばしばでした。


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今回、Yarn部分に採用されたのは柔らかなジェル状の樹脂シートです。
このシートで上下から弦を挟んであげる事でミュートを行っており、
途中がいくつかのクリップで止められています。

これにより、弦交換する際も上にかぶさっているシートの取り外しだけで済むため、
大幅に作業が楽になります。
しかもミュート機能は従来同様、しっかりと作用してくれるため、演奏の際も安心です。


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ハンマーチップには彼らが作って取り扱いをしているゴム製のチップが採用されています。
オリジナルのチップは熱に弱く柔らかいため、耐久性に問題を抱えていました。
ですがこのチップは少々固めに作られている分、熱に強く、耐久性も兼ね備えています。
つまり、質感のまま長持ちするチップのため、頻繁な交換も必要なく、
長い間、おなじチップでも音質を損なわない作りとなっているのです。
これはリペアマンだけではなくプレーヤーにもうれしい仕様ですよね。


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更に、ピックアップはこのVibanetのために新たに製造されたモノです。
しかし、ヴィンテージのClavinetの構造を参考に作られたピックアップのため、
音質もヴィンテージのClavinetに近い、迫力のある、一歩前に出たサウンドが実現しました。



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チューニングの際に調整が必要になる部分、ギターで言うところのペグに当たる部分も、
Clavinetの「パネルを外しての作業」ではなく、そのままの状態でも調整が出来るように設計がされています。
これで頻繁にチューニングを行う事も可能になり、楽器としての安定性と演奏性も格段に上がるのではないでしょうか。



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電源は、Wahを搭載している関係もあり、アダプターによる電源供給となります。


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ですが、なるべくシンプルなるようにデザインがなされています。
裏のパネルもこのような感じです。

キーボード奏者に乗って楽器の背中は何よりもこだわりがある部分です。
この部分がシンプルかつカッコイイデザインである事に越したことはありませんよね。
皆様、それぞれお好みはあるでしょうが、私は大満足です!(笑)



アナログの楽器はただ演奏するだけではなく、そのメンテナンスも行っていかなければならないものです。

そのメンテナンス部分にも配慮したデザインになっているのが、Vintage Vibeのクラフトマン魂の成せる業、と言いたところでしょうか。
非常に良く考え込まれた楽器です。

店頭にて試奏が出来ます!

是非、お試しください!
 

Vibanet 店頭試奏機がついに到着!じっくりレビュー!その1

 こんにちは!
スタッフのヤナギダです。

アメリカより、素敵な荷物が届きました!


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Vintage Vibe  Vibanetの店頭試奏機がついに到着しました!
 


じっくりレビューをしていきたいと思います。



このVibanetはHohner Clavinetをモチーフに開発された一台です。
Clavinetとは1971年から生産されたClavinet D-6が有名な鍵盤楽器です。

クラヴィコードと呼ばれる鍵盤楽器にギターやベースでも用いられるピックアップを搭載し、電気回路を通すことでボリュームやトーンなどの調整をする事ができる楽器です。
発音機構はエレキギターの弦のようなものをハンマーでたたき、そこで発音される音をピックアップコイルで拾っています。

文章にして説明してしまうとなかなか難しいのですが、

弦を叩くことでエレキギターのような音色を奏でる事が出来る楽器です。

有名な楽曲としてはStevie WonderのSuperstitionの全編で聴くことが出来ます。

このClavinetと呼ばれる楽器の中でも最もステージやレコーディングで活躍していたモデルがClavinet D-6です。
現在、耳にしているClavinetの音色の全てがこの機種であるといっても過言ではないほど、D-6の存在感はとても大きなものとなっています。

ですが、このClavinetの音色を実際に使用しようと思うと、
ヴィンテージとなっているD-6を探し出して、使用しなければなりませんでした。
生産当時、多くの台数を販売していたわけではないClavinetを現在手に入れようと思うと、それはとても大変なことです。

そんなClavinetを、新たなパーツを使い、新たな電気回路を搭載することでよみがえらせたのがVintage VibeのVibanetなのです。 


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その新たに搭載された電気部分がこちら。
Clavinetだとタブレット式のスイッチになっていた部分です。

ピックアップのスイッチに相当する部分は右上部分にてコントロールしていきます。

LEAD
RHYTHM
FULL-TONE
PHASE

の四種類より音色を選ぶことが出来ます。

ClavinetのA,B,C,Dのスイッチよりもよりサウンドのキャラクターが明確にされています。

EQに相当する部分はClavinetの4種類に比べ一つ少ない3種類のコントロールを行う仕様となっています。
ですが、従来のOn/Offに近い仕様ではなく、
ノブによってその強弱を決めていく仕様となっているため、これまでよりもより細かな音色の作りこみが可能となります。
この仕様変更はかなり重要かつ便利な機能かもしれません。

一方で、タブレット式のスイッチからノブタイプのコントロールに変更されたため、
演奏中の瞬時な切替やシンプルさといった部分はなりを潜める事になってしまいました。
どちらかが立てばどちらかが立たず・・・難しい選択ですかね。。。


さらに、新たな機能としてTach Wahが搭載されているのも魅力の一つです。
新たにエフェクターを用意しなくても、音の拡張性を持つことが出来るのもおいしい仕様ですね。


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Clavinet D-6等にも搭載されていたミュート部分に関してはこの機種にも採用されています。
構造の関係上、引き金の操作がClavinet D-6と逆になってしまいましたが、機能面は全く損なわれておりません。
なんだか、この機能があってこそClavinetサウンドといったような気がするのは私だけでしょうか?



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鍵盤タッチに関してもClavinetと弾き間違えてしまうほどの出来になっております。
それ以上に、キーブッシングやばねなどの、タッチに関係してくる部品もすべてあたらしいものへと移行されているため、
鍵盤の安定性が非常に高く、弾き心地も抜群になっています。

この部分からも想像できるように、
Vibanetの一番の特徴は、新しいパーツによって組み上げられている点です。

これまで入手が比較的難しかったClavinetのパーツ。修理の際にパーツが入手できないといったことや、調整を行っても状態の向上には限界がありました。
新しいパーツを使用したVibanetに関してはそのような心配はありません。ハンマーチップや弦といった消耗部品も新品の状態となるので、調整の状態などに神経を使うことなく演奏することが出来ます。
また、このパーツはヴィンテージのClavinetのパーツを元に作成されているのでヴィンテージのサウンドをそのまま再現することに成功しました。
当時のClavinetのサウンドと演奏性を知っている方でも、安心してプレイすることができるのではないかと思います。

また、RhodesモチーフとなったTine Pianoがそうであったように、
電気回路に関しても新たに組み直しを行っております。電子部品の消耗や故障の際の交換などでも、現行のパーツを使用することが出来ます。
そのためパーツの耐久性はもちろん、その入手に関してのリスクも排除することが出来たのです。

毎度のことですが、そのクラフトマン魂にはいつも心を動かされます。


本日はここまでです!

次回はリペアマンならではのVibanetの特徴を紐解いていきたいと思います!


 


Vibanetの最新情報! Vintage Vibe 工房ツアー 2013 番外編 

こんにちは!
Wurlys's!スタッフの柳田です。

私はただ今、アメリカはニューヨークにて開催されますAES Showのレポートのために、
New Yorkにきております。

AES Show Reportはこちら↓
http://www.miyaji.co.jp/proaudio/AES2013/

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本日も、Vintage Vibeの社長、クリスに変わりまして、
私が皆様を工房ツアーへとご案内いたします!

前編はこちら!
http://miyaji-wurlys.jugem.jp/?eid=333

後編はこちら!
http://miyaji-wurlys.jugem.jp/?eid=334


それでは早速スターとしましょう!



これまで、Vintage Vibe社の社長のクリスに変わりまして、
Vintage Vibe の工房をご案内してきましたが、
彼らには、現在開発中の商品があります!

それが

Vibanet .

Hohner Clavinet を踏襲した、新たなキーボードです。

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こちらがHohner Clavinet の中でも代表的な機種 Clavinet D-6です。
このClavinetと呼ばれる楽器は、鍵盤下に張られたエレキギターの弦のようなものをハンマリングすることで発音するキーボードで、
サウンドは Stevie Wonder の代表曲の一つ Superstition のイントロを含めた全編で使用されているサウンド とご説明するのが一番早いかもしれませんね!
現在でもFunkやPopsなどで欠かすことができないサウンドの一つとなっています。
実機は大変貴重な1台となっており、本物のサウンドを手に入れるためにはとても苦労が必要なサウンドなのです。

Wurly's!のストックはこちら
http://www.miyaji.co.jp/Wurlys/item/item_detail.php?a=800116

貴重だからこそ、彼らは現代にこのサウンドを復活させるべく、開発に臨んでいるのです。

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開発は工房中央のセクションで行われています。

この写真の左手前に見えているのがClavinetの実物のようです。

彼らはこの実機を参考に様々なパーツの採寸とその配置を計算し、制作を進めています。

このVibanetですが、Tine Pianoと同様にすべてがオリジナルパーツで作成されます。
外装はもちろん、
ピックアップ、鍵盤、それを支える土台など、様々なパーツがお互いに関係し合ってバランスが保たれているのはTine Pianoと同様で、
現在はそれぞれのパーツが絶妙なバランスで保たれるよう、パーツの開発に主に時間を使っているようです。

それでは中身をみていきましょう。
ここからは日本初公開です。

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こちらが現在開発中のプロトタイプ。
今年のNAMM SHOWに出店されていたものは内部にClavinetオリジナルのパーツを使用しているものだったようで、
純粋なVintage Vibe社のパーツのみを使用した実機はこれが初めてになります。

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鍵盤は彼がによるオリジナルのもの。
Clavinetの鍵盤と全く同じサイズ、寸法で作成されているため、Clavinetとの代用も可能です。
Clavinetの鍵盤といえば、パーツとしてはとても貴重で、交換パーツが手に入らないことが多々あったのですが、
これでこれからのClavinetの修理も安心となります。

ハンマーチップには、彼らが修理用のパーツとして使用しているものをそのまま装着しています。
これにより、本物のClavinetと近いサウンドを実現できます。

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注目すべきは、この青色のジェル上のパーツ。
これは Yarm(ヤーン)と呼ばれる 響き止めのパーツです。
Clavinet では網目状に編まれた毛糸が使用されており、響きを押さえる作用をしているのですが、
弦の交換の際にその編まれた毛糸を通すことが非常に難しく、時間と手間を取られていました。

今回のVibanetはこのジェル上のパーツに置き換えることで、そのYarmの問題もすっきりと解消。
響き止めとしての作用も全く問題なく、よりストレスがなくクラビ・サウンドを楽しむことができます。

この発想は長年Clavinetを修理してきた工房ならではのものかもしれませんね。
(ちなみにこの青いYarmは挟み込むのではなく、ジェルの上に置かれる形で弦を張るだけなので、メンテナンスが本当に楽になりました。)


肝心の電気部分はというと・・・

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実はまだ空っぽです。
二本存在するピックアップの開発は既に完了しているのですが、
その音を通すプリアンプ部分の開発がまだ途中とのことです。

こちらが開発風景↓

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そのため、サウンドを聴くことができませんでした。。。

非常に残念ですが、今月にはその開発も完了して、プロトタイプの組み立ても完了するとのこと。

サウンドのチェックはそれまでお預けですね!
ちょっと残念ですが、楽しみに待ちましょう!


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ちなみに現在作成しているプロトタイプは二種類。

一つは奥にある、赤色の縁をしたスタンダードモデル。

もう一つは手前にある、トレモロアームを装着したモデルです。

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トレモロアームを装着したモデルの内部はこのようになっており、
アームを上下に動かすことで、弦を止めている部分(ギターでいうところのブリッジです)が軸を中心に回転するように動き、
自在にビブラートをかけることができます。

先日、亡くなられてしまった偉大なキーボーディスト ジョージ・デュークが使用し、
Clavinetにカスタムを施すことで実現した貴重なモデルを再現しようとしているのです!
これもまた、楽しみなネタの一つですね。

彼らは強いこだわりを持った職人ばかりなので、おそらく納得いく1台が出来上がるまでは詳細の発表は皆様にお届けできないのではないかと思いますが・・・
彼らがTine Pianoを完成させたときと同様、私たちにすてきなサウンドを届けてくれることは間違えないのではないでしょうか。
いまからその完成が待ち遠しいです。

ちなみに音は鳴りませんでしたが、鍵盤タッチのチェックだけはしてきました!

鍵盤タッチの感触ですが、
すべて新品のパーツを使用しているため、バネが若干強く、鍵盤に重みと反発を感じました。
ですがこれは新品のバネを使用しているためで、弾いている時間が長くなればなるほど、
プレーヤーの手になじんでいくのではないかと思います。
言い換えれば、
新品のClavinetはこの鍵盤タッチだったのではないでしょうか。

とは言っても、全く違和感を持つこともなく、弾き心地のよい鍵盤でした。
これは、もう既にClavinet同様の鍵盤タッチといっても過言ではないと思います。

期待以上でした。


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今年のNAMM SHOWで発表されてから、続報がなくソワソワしていた方もいらっしゃったのではないでしょうか?
ご安心ください!
しっかりと開発は進んでおり、もうすぐゴールが見えている!

と Vintage Vibe 社のクリスはいっていました!

正式な発表が待ち遠しいですね!


以上で Vintae Vibe工房ツアーは終了となります!

皆様、お楽しみいただけましたでしょうか?


次回はNew Yorkからの最終レポート!
キーボード関係を中心としたニューヨークの楽器店を巡っていきたいと思います!

そちらもお楽しみに!

 



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