Chick Corea (チック・コリア) について、熱く。

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    こんにちは!
    Wurly's!スタッフの柳田です。


    さて、今週末、28日(日)と迫って参りました
    アーティスト研究〜Chick Corea (チック・コリア)〜



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    本日は 、チックコリアについて熱く語っていきたいと思います。

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    チックコリアは1941年生まれ、アメリカ出身のピアニスト、作曲家です。
    残念ながら、私は見た事が無いのですが、
    ビブラフォンの腕前もプロ級であり、そちらの演奏家としても活動していけるほど、高度な腕前を持っているそうです。


    1964年頃から、プロプレーヤーとしてのキャリアをスタートさせたチックなのですが、
    彼の名を一躍有名にするきっかけとなった人物が居ます。

    それが マイルス・デイヴィス です。

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    当時、マイルスが手掛けていたバンドには、絶対的なキーボーディストが居ました。
    そのキーボーディストは卓越したテクニックとサウンドメイキングで、
    マイルスのバンドには欠かせない存在ダッタのです。
    ですが、そのキーボーディストが1968年頃に脱退をしてしまいます。
    そのキーボーディストの脱退を受け、
    1968年の後半にこのバンドに招かれたのがチック・コリアだったのです。
    このバンドへの加入が、彼のプレーヤーとしての転機となっていくのです。



    ちなみに、
    脱退したキーボーディストは「ハービー・ハンコック」。

    img_1214882_30243787_0.jpg

    Rhodes や Clavinet 、moogやARPといった多彩な鍵盤楽器を自分の周りに囲む様にセッティングし、
    それを自在に操る姿がとても印象的ですよね。
    アルバム「Head Hunters」は名盤で、特に2曲目の「Watermelon Man」は
    私も非常に好きな楽曲で・・・

    話が逸れてしまいそうなので、この続きはまた今度に致しましょう。(笑)



    チック・コリアにとって、マイルス・デーヴィズとの出会いがなぜ転機となっていくのか。
    それは、
    チックとRhodesを出会わせて人物こそが、このマイルス・デーヴィスなのです。

    当時、アコースティック・ピアノをメイン楽器としてプレイしていたチック・コリアは、
    それまでRhodesという楽器を使用した事、奏でた事は一度も無かったそうです。
    エレピ独特の長いサスティーンと倍音豊かなサウンドがどうしても好きになれず、
    自分から進んで奏でる事をしなかったとも言われています。

    そんなチックへ、マイルスはRhodesでのプレイを要求しました。
    1970年代からチックのプレイには欠かせないサウンドとなるRhodesと
    この時に初対面を果たすのです。
    初めは嫌々Rhodesを奏でていたチックも、Rhodesのサウンドを理解し、
    それを自分のサウンドとして自在に操っていく事になっていきます。

    そんな中で、彼のRhodesでのサウンドの象徴とも言える「ころころと転がる様なサウンド」を確立していきます。
    前述の通り、チックはRhodes独特の長いサスティーンと倍音豊かなサウンドが苦手のようです。
    そんな彼が行き着いたサウンドがこれだったのです。
    彼はそのサウンドを表現する為に、プレイするRhodesの機種にも強いこだわりがあると言われています。
    初めはFender Rhodes、もしくは初期のRhodesを使用している事が非常に多く見受けられました。(倍音が少なく、アタックが非常に特徴的なサウンドの機種が多かったようです。)
    そして、現在使用しているRhodesの多くが、
    Mark1でもMark2でもなく、
    何とMark5なのです。

    Rhodes Mark5の特徴は、そのサウンドにあります。
    Mark1やMark2は外側が分厚い木製のケースで覆われており、
    奏でられたサウンドを逃がす事無く、ハープカバーの中で反響させてくれます。
    しかし、
    Mark5は外側がプラスティック製のケースで覆われている為、
    適度に倍音が外に逃げ、すっきりとした中に、強いアタックが残るサウンドが特徴的なのです。
    それはまさに、チックコリアが目指しているサウンドを体現しているモデルなのです。
    最近の彼のライブでのプレイのほとんどがMark5によって作り出されています。


    そんな彼の、代名詞とも言える楽曲が「Spain」。
    この楽曲は1972年にチックによって作曲されたもので、Return to Foreverの楽曲としてアルバム「Light as a Feather」の中で演奏されている楽曲です。
    ラテン調の楽曲の中に、
    フルート、Rhodes、アコースティック・ベースのアドリブ・ソロが印象的なこの一曲。
    イントロにはホアキン・ロドリーゴ作曲のアランフエス協奏曲第二楽章のフレージを用いて、
    その後に一気にアップテンポになっていきます。
    その当時は、Fender Rhodesで作曲、レコーディングがなされていたこの楽曲も、
    今ではステージでMark5でプレイされています。
    現代のスタンダードの一曲としても名高いこの曲は、
    キーボード・プレーヤーのみならず、ギター・プレーヤーにも数多く演奏されています。
    多くのファンを持つ名曲ですよね。


    Rhodesのサウンド、プレイスタイルに強いこだわりを持つチック・コリア。
    彼のそんなRhodesに対する思いや、楽曲でプレイするときのこだわりなどを、
    徹底的に分析していくのが今回のセミナーになります。
    恐らく、数多いプレーヤーの中でも、
    Rhodesとの出会い、Rhodesへの感情が特徴的なプレーヤーかと思います。
    それを紐解いてくと、ひょっとするとRhodesの新たな境地に辿り着く事が出来るかもしれませんね。


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    日時:10月28日(日) 13:00〜
    場所Wurly's!地下スタジオ
    定員:10名
    料金:4,200円(税込)
    ※セミナーとレッスンがセットになった価格です。
    講師:別所和洋


    内容:
    ●アーティスト研究 13:00〜15:00
    Chick Coreaの名曲ともいえる楽曲をいくつか取り上げながら、
    彼のフレージングやコード進行の特徴、バンドの編成によるその変化など、
    Chick Coreaのサウンドやフレーズ編成などを徹底的に分析します。
    ・コード進行の特徴
    ・スケールのアプローチの仕方
    ・バンドスタイルとソロスタイルの違い
    etc...

    ●公開レッスン 15:00〜17:00
    Chick Coreaの名曲「Spain」を題材に取り上げた特別公開レッスン。
    それぞれのレベルに応じたマンツーマンスタイルのレッスンでスキルアップ。
    また他の受講者のレッスンを観覧することもできます。
    プレーヤーの間でも憧れの一曲として名高い名曲「Spain」を、
    この機会にマスターしてみませんか!
    ※レッスンはセミナー受講者による自由参加となっております。
    ※セミナー受講者は、レッスンの観覧のみも行えますので、ご気軽にご予約下さい。


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    Chick Corea(チック・コリア)
    フュージョンの先駆けとして、名盤「リターン・トゥ・フォーエバー」などを録音し、
    ジャンルにとらわれない幅広い活動で、常に時代をリードし続けるピアニスト。
    彼が作曲した【スペイン】
    はろどりーごの旋律を元にし、ラテンテイストをジャズの中に取り入れた名曲。
    今では「現代のスタンダード」として多くのミュージシャンによって演奏されている。


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