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 こんにちは!
Wurly's!スタッフのヤナギダです。

アナログシンセのいろは!
最近、更新が少々滞っておりましたが、再開していきます。
本日のお話はVCAとエンベロープ・ジェネレーターのその1です。

VCA

まずはVCAについてご説明してきます。
VCAは
Voltage Controlled Amplifier の略です。
つまり、音量を司る部分です。
つまり、ボリュームのノブが このVCAに該当する部分です。

何とも簡単!

と思われた方、ここからが難しくなるポイント。

シンセサイザーは電気信号で音を作る楽器です。
そのため、ピアノのように減衰していくようなサウンドなんかを作っていくためには
時間の経過とともに音の大きさを変化させてあげなければならないのです。

そこで登場するのが本日の主役、Envelope Generator(エンベロープ・ジェネレーター)です。

EG(エンベロープ・ジェネレーター)


まずEnvelope Generatorとは流れる電気信号に時間的な変化を与えてあげる機関のことです。

このシリーズでたびたび題材になっているYAMAHA CS-15のEGを見ていきましょう。


このA,D,S,Rはそれぞれ Attack, Decay, Sustain, Releaseの頭文字です。
YAMAHA CS-15はこのEGが2機搭載されています。

このEGですが、
具体的には
Gateの信号に時間的な変化を与え、シンセサイザーのそれぞれの効果の効き目を変化させていきます。

LFO,EG.jpg
次回以降にご説明をしていくLFOも同様ですが、
EGは時間的変化なので、シンセサイザーのあらゆる機関にかけていくことができます。



皆様はこのような図を見たことがありますでしょうか。

スライド2.jpg
  
EGの説明をする際に最も見る機会が多いこの図。
この図について説明をしていきましょう。

○Attack
その機関の効き目が最高潮に達するまでの時間を表します。

○Decay
その機関の効き目の最高到達点からSustainまで落ちていく時間を表します。

○Sustain
その機関の効き目の最高到達点後の持続音の音量を決めていきます。

○Release
その機関の効き目が0になって息までの時間を表します。

ざっくり説明をしていくとこのようになりますが、
実際に具体例に当てはめながら考えていくのが一番わかりやすいので、
本日はVCAにEGをかけていくとどのように変化をしていくのかを考えていきましょう。

○VCAにEGをかける

VCAにEGをかけていくとどうなっていくのか。
VCAは音量を司る機関ですので
「シンセサイザーの音量が時間の経過とともに変化をしていく。」
ということになります。

具体的にはこちら

スライド1.jpg

VCAのノブで決めた音量を最高到達点として考えます。

そうなると、Attack, Decay, Sustain, Release の役割が以下のようになるのです。

○Attack
鍵盤を押してから音量の最高到達点までたどり着く時間を調整します。

○Decay
Attackで到達した音量の最高到達点から、Sustain で設定した音量まで落ちていく時間を調整します。

○Sustain
最高到達点後の持続音の音量を調整します。

○Release
鍵盤を離した後に残る残響音が消えるまでの時間を調整します。

このように音量を変化させていきます。


具体的にどのように変化していくのか。

基本の図形
スライド1.jpg



○アタックを 0 にする

スライド3.jpg

鍵盤を押した直後に音量の最高到達点がきて、その後に減衰していきます。


○Decayを 0 にする。

スライド4.jpg

最高到達点まで大きくなった音量がSustainで設定した音量まで一気に落ちていきます。


○Sustainを 0 にする。

スライド5.jpg

最高到達点まで大きくなった音量がDecayの調整に合わせて落ちていき、
音量0(持続音がなく、音が鳴らない状態)になり、鍵盤を押しっぱなしでも発音しなくなります。


○Sustainを Max にする。

スライド6.jpg

最高到達点に達した音量が、減衰することなく続いていきます。


○Releaseを 0 にする。

スライド7.jpg

鍵盤を離した時の残響がなくなり、鍵盤Offと同時に音がなくなります。


このように音量に時間的な変化を与えていくのがEGの役割です。
これをどのように使っていくのかはまた今度にしましょう!笑

次回はVCFにEGをかけていく時の変化を見ていきましょう!











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