最近は各社様々なユーロラックモジュラー用ケースが販売されています。

5年ほど前はDoepferくらいしか選択肢がなかったのにいい時代になりましたね。
そんな恵まれた環境の落とし穴、モジュールを止めるネジの話をしたいと思います。

Wurly's!で販売しているケースはコチラを御覧ください。

まずモジュールをケースのレールに固定する方法は2種類のタイプが有ります。

下記の画像はバーナット、ナットストライプと呼ばれるネジ穴がたくさん空いた棒です。



ネジ穴は穴の中心から5.08mm刻みで穴が空いています。
ケースの長さ(HP数)と同じものをモジュールをマウントするレールに仕込みモジュールを固定します。
利点はマウントするネジ穴のピッチがバーナットにより固定されているので何も考えずにモジュールをマウントしていくことができることです。
Doepfer 各種大型ケース,Tiptop,Intellijel,Roland,Hikari Inst. Mini Caseがこのタイプです。



上記画像はスクウェアナット、スライドナットと呼ばれる四角いナットです。
このスクウェアナットをレールの溝に流し込みモジュールの穴位置にナットを合わせて固定します。
このタイプの利点はモジュールごとにあるパネルサイズの誤差を固定位置で解消できるのでモジュールとモジュールが隙間なくピッチリマウントすることが出来ます。
Analogue SystemのモジュールはDoepfer等と比べパネルのネジ穴の位置が異なるため前述のバーナットタイプだと同じ段にマウントした時に無駄に0.5HPの隙間ができますがスライドナットタイプだと隙間なくマウントできます。
ナットの位置を合わせるのが少し手間なのでマウントする際は爪楊枝や細い精密ドライバー等があると微調整ができて便利です。

Doepfer Mini Case,Pittsburgh Modular,Synthrotek,Hikari Inst. 98 HP Caseはスライドナット方式のケースです。

ここからがネジの太さの話です。
バーナットタイプのケースはほとんどがM3というサイズのネジ穴です。
Mというのはメートルネジの略です。
多くのメーカーのモジュールに付属している太さのネジになります。
ユーロラックモジュラーの元祖Doepferがこのサイズを採用していたので筆者もM3がスタンダードという認識をしています。
M3のネジが使われているのはDoepfer,Tiptop,Intellijel,Hikari Inst.です。

しかし、ユーロラックモジュラーが流行ってきてアメリカ勢が採用したのがM2.5というサイズ。
M3よりも若干細いネジです。
M2.5のネジが使われているメーカーはSynthrotekです。

同じくアメリカのPittsburgh Modularは?と思われた方、よく気が付きました。
Pittsburgh Modularはさらにアメリカらしくインチネジの4-40というサイズのネジを使っています。
Pittsburgh ModularはCell DC Caseシリーズ等のケース本体にネジが付属しています。
本来モジュールにはネジが付属していませんが、Wurly's!で販売する際はM3のネジを同梱するようにしています。

ケースの単品販売は行っていませんがBastl Inst.のケースはM3のバーナットタイプのケースでした。

更にモジュールによってはパネルの厚さが違ったりしてネジの長さも重要になってきますが、コレはもうネジをとめてみないとわからないので東急ハンズやホームセンター等で色々なネジを買ってお試しください。

Wurly's!に直接ご来店できる方ならば帰りに秋葉原に寄って西川電子というお店に行かれるといいと思います。
六角レンチで回すネジやBossのコンパクト・エフェクターの用に指で回せるネジなど様々なネジが売っていますのでおすすめです。

Wak

宮地楽器 エレクトリック ピアノ ガレージ 
 Wurly's! Tel : 03-5256-8181

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