Erica Synths Pico Attenuatorの説明


Erica SynthsのPicoシリーズ唯一のパッシブモジュールPico Attenuatorの説明を今回は書きます。
 
Pico SEQ,Drumsは説明がないと使い方がわかりにくいため書きましたが、今回のPico Attenuatorは挙動は至って単純です。
しかし、「使い道がわからない!」という声がする気がするのでさらっと説明します。



Pico Attenuatorはパッシブのアッテネーターモジュールです。
パッシブとは?という人のために簡単に説明しましょう。
パッシブとは…

電源を使わないという意味です!

以上パッシブの説明終わり。
逆に電源を使うモジュールはアクティブと言います。

Pico Attenuatorはパッシブのアッテネーターを2系統もっています。
アッテネーターとは日本語で言うと減衰器という意味です。
インプットに入力した信号をツマミで減衰させてアウトプットから出力します。
簡単ですね?世の中のアッテネーターは大体ツマミを全開にすれば入力と同じレベルを素通りさせます。
※厳密にいえば多少のロスやインピーダンスの変化がありますが割愛します。
 
何に使うのか?
その減衰器を何に使うのか、一番シンプルな使い方は音声の最終アウトとスピーカー(あるいはミキサー)の間にアッテネーターを入れることにより音量を小さくすることができます。
私は普段Pico Attenuatorではありませんがモジュラーシンセからの最終アウトをいつもアッテネーター介して接続し突発的に爆音が鳴った時にすぐ音量を絞れるようマスターボリューム的な使い方をしています。
当たり前ですが音を減衰させれば音量が減ります。
CVをアッテネートさせる。
「音量下げるくらいならミキサーでいいよ〜」と思ったそこのあなた。
正論です、そんなことにわざわざモジュールのスペース割くくらいならマルチプルの一つでも入れといたほうがまだましです。
だがしかし、アッテネーターが減衰させるのは音だけではないのです。
 
CVも減衰させることができます。
もっともらしく言ってますが当たり前のことを当たり前に言っているだけです。

実際にやってみた動画をアップしたので御覧ください。



最初はPico VCF3の発振音にPico RNDのサイン波をCVインへ入力しています。
そして途中からPico AttenuatorにLFOを通してからVCFのCVインへ入力しました。
Pico Attenuatorのツマミを弄ることによりVCFの発振音が揺れる幅が変わるのがわかると思います。
そういうことです。

他にはVCOのピッチにEnvを掛けるときの強さの調節やSEQのピッチCVをアッテネートして中途半端な音程感を作ったりとなにかとあると便利なアッテネーターです。

パッシブのモジュールは最悪ケースにマウントしなくても使えるのでPico Attenuatorを一つ持っておくと何かの信号を弱くしたい!!という時に便利でおすすめです。

おしまい

wak




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