Buchla bongo Starters SET

西海岸系シンセのBuchlaの特徴の一つ、歯切れのいいパーカッシブなサウンドのBuchla Bongoサウンドを作る事ができるモジュールセットのご紹介です。

Wurly's!スタッフの過半数が所有しているモジュール、Make NoiseのデュアルローパスゲートLxdの展示開始を記念した若旦那オリジナルセットとなっています。

まずはゼロからパッチングしていく動画を御覧ください。

最初1分ほどベーって鳴りっぱなしなのはご愛嬌。

 

 

使用しているモジュールは

Erica Synths/Pico RND(Matser Clock & Mod.Source)
Noise Engineering/Zularic Repetitor(Gate SEQ Divider Mode)
Noise Engineering/Loquelic Iteritas(Complex OSC)
Make Noise/Lxd(Dual Low Pass Gate)
Pittsburgh Modular/Mix Mult(Audio attenuat & Split & Mix)

の5モジュールです。

 

パーカッシブなサウンドが2種類鳴っているのが伝わったでしょうか?

今回繋いだパッチング図はこちら!

 

 

緑で囲ってるジャックは動画でも最初からつながっているオーディオアウトです。

今回の動画で肝になっているのはオシレーターのNoise Engineering/Loquelic IteritasとローパスゲートのMake Noise/Lxdです。

 

Loquelic Iteritasは内蔵された2機のオシレーターによるA.Mod/P.ModでFMとは異なる複雑な倍音を持った音を生み出し、更にFoldを掛けることでより凶暴なサウンドへと進化します。

その暴れたオシレーターの音を心地よい打音にするのがローパスゲートのLxdです。

バクトロールを使用したローパスゲートで自然に高域が削がれたオーガニックなパーカッションサウンドを作ります。

Strike inにGate/Trig.を入力すればEnvを使用していなくても自然な響きのサウンドとなります。

 

それを踏まえてパッチングを説明しましょう。

1.黒い線

オシレーターの音を分岐しています。その際、Pittsburgh Modular/Mix Multのch.1をバッファー兼アッテネーターとして使用しch.1のパラアウトを下部のマルチプルセクションへ送ります。

なぜ分岐する前にアッテネーターを噛ましたかというとLxdは入力の音量によって音の表情が変わるのでそれを調節するためにつないでみました。省いても構いません。

 

2.青い線

分岐されたLoquelic Iteritasのオーディオ信号の一つです。

LxdのローパスゲートはOptomixの様に同じ特性のローパスゲートが二つではなく、-6dBと-12dBの二種類のローパスゲートとなっています。

なのでそれぞれ同じ音を入力しても異なった雰囲気の音になるのでLoquelic Iteritasの音を分岐して片方を上段の-12dBへ入力しています。

その出力をMix Multのch.2へ入力しています。

 

3.赤い線

-12dBのチャンネルと同様にオーディオの入出力を接続。

 

4.白い線

Pico RNDのPulseアウトをマスタークロックとしてシーケンサーのZularic Repetitorへ入力しています。

 

5.灰&黄の線

Zularic RepetitorからのGate信号をLxdのStrike inへそれぞれ入力します。

Make Noiseのバクトロールを使用しているモジュールは全てStrike inというインプットを装備しています。

 

そもそもバクトロールとは何かというと、電子部品の一つでフォトカプラとも呼ばれるものです。

バクトロールは光を受けると抵抗値が変化するcdsという部品とLEDで構成されています。

cdsに向き合うようにLEDを置いた密閉された小さな筒だったり塊がバクトロールです。

 

そのバクトロールにより音量と高域の減衰をコントロールする物が一般的にローパスゲートと言われます。

Make Noise/0-Coastのローパスゲートはトランジスタが使用されています。

ザックリ説明するとLEDが明るいと音が出て、暗いと音量が下がり、そのLEDの明るさをCVでコントロールしているということです。

 

Strike inはそのCVインプットにGateを入力すると問答無用で一瞬内部のLEDを光らせるジャックです。

光は立ち上がりは素早く、消える時には絶妙な減衰をするのでその変化が音にも現れ独特なパーカッションサウンドを作る肝となるのです。

さらに光という不確実製の高い原理でコントロールしているので毎回発音のニュアンスが微妙に異なりそれが自然な響きを作り出します。

 

今回使用していませんが、Pittsburgh Modular/Lopass GateについているPingインプットも同様の動作をします。

Pittsburghのほうがもっと短いサウンドになるのでタイトな音が好みな方はこちらもおすすめです。

その他のStrike/PingがないローパスゲートでもCVインプットに短いディケイだけのEnvを入力すれば同様の効果が作れますのでお試しください。

 

動画ではLxdの2種類の異なる周波数特性を活かしてLoquelic Iteritasの音を分岐して入力して音色の差を出しています。

さらにZularic Repetitorはクロックディバイダーモードにしており、ツマミの操作でリズムを作っています。

 

Noise Engineeringのオシレーターはどれも倍音の多い音が出しやすいのでローパスゲートとの組み合わせがおすすめです。

 

wak


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