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この記事は2017.05.25 Thursdayに書かれたものです。

2017年5月21日(日)に六本木スーパーデラックスで日本のモジュラーシンセプレイヤーのライブを中心としたモジュラーシンセイベント『Modular Cafe Deluxe#2』が開催されました。

 

昨年末に続き二度目の開催でWurly's!は今回も展示で参加しました。

開場では多くのお客様にWurly's!ブースへお立ち寄りいただきありがとうございました。

 

今回もライブ出演者のモジュラーシステムをご紹介します。

 

昨年末と同じく六本木スーパーデラックスで開催されたModular Cafe Delux#2は前回以上の来場者でした。

 

 

 

 

Wurly's!ブースではこの日のために組み直したシステム3つを展示しました。

Intellijel,Erica Syths,Noise Engineering and More...様々なブランドのモジュールを持っていきました。

さらにNamm/Superboothでモジュラーシンセコントロール用キーボードシェアナンバーワンだったArturia Ksy Stepを持ち込み鍵盤でも試せるように展示しました。

 

今回使用したシステムは当分同じ状態で店頭展示しておりますので、「会場で触り足りなかった!」「あの時聞いた音をもう一度ゆっくり聞きたい!」という方はいつでも店頭にご来店ください。

 

■Hikari Inst.

Wurly's!でも好評販売中の日本のD◯v◯ S◯i◯hことHikari Instrumentsブースです。

コンパクトな2ケースでシンプルながら最大限に機能を活かした展示をされていました。

 

■Centrevillage

音源搭載のハイテクSEQモジュールを作っているCentrevillageブースです。

CDのジャケットを組み立てると完成するというユニークなリリースから始まった「C_Quencer」

そして上位版の「C_Quencer DLX」と5x5マトリックスといういままでになかった発想のトリガーSEQモジュール「Trigger HaCker」

のプロトタイプが展示されていました。

 

この2機種は拡張用の「Midi Ctrl」モジュールを組み合わせることでCV/GateだけでなくMIDI機器のコントロールもできるそうなので

ハード機材を使用したトラックメーカー層にもオススメなのではないでしょうか?

 

すでに販売中の「C_Quencer」のマニュアル・ソースコード・BOM・Bild Manualはこちらのgithubページにて公開されています。

https://github.com/centrevillage/C_Quencer

 

 

それではライブ出演者のシステムを見てみましょう。

 

■Naoki Nomoto Live Set

トップバッターを飾るNaoki Nomoto氏の演奏はTidalCyclesをライブコーディングしてモジュラーシンセをコントロールするというPCとモジュラーシンセとの新しい共存を見せてくれました。​

 

使用モジュールはMake Noiseを中心にALM,Noise Engineeringを主に使用していました。

PCからの制御はSuperCollider経由でExpert Sleeper Lightpipe/CV Interfaceモジュールを使用して行われています。

 

エフェクトにはEchophonとErbe-VerbがマウントされたCell 48を使用されていました。

 

演奏時は背面のプロジェクターにライブコーディングしているPCの画面が投影されマトリックスのような雰囲気でした。

 

■TinClocks Live Set

脅威の63モジュールシステム!!二番手のTinClocks氏のシステムです。

手前側にSEQ・Mixerモジュールを配置し全てがモジュラーシンセで完結されています。

 

よーく見てみましょう。

 

おわかりいただけるでしょうか?

 

Pico Drum x4,Rings x3,Pico SEQ x3,A-142-4 x2,Ripples x2等、同一モジュールが複数入っていて拘りを感じます。

 

演奏は緻密に計算された演奏は見る者を圧倒しました。

 

繊細なミキサー捌きでたくさんのトラックをコントロールしていました。

 

■Saraam Live Play

残念ながらシステムの全景の写真が取れませんでした。

Saraam氏のライブは惹き込まれる音の渦の中、寡黙にモジュラーを操作する姿が印象的でした。

 

■eicheph Live Set

電子海面のeicheph氏のソロプレイ。

安定の高速リズムは目まぐるしく変わる音色と時折混ざるパッドとの対比が印象的でした。

上段に音源系、中段にSEQ系、下段にはSEQ・トリガー系と並びつつ一番触りやすいところにドラム音源がありeicheph氏の性格が現れていて面白いと思います。

 

■Talane Eabl Live SET

カラフルなツマミに交換されたモジュールがキュートなトロピカル・リチャード・ディバインことTakane Eable氏のセットです。

 

Make Noiseの最新モジュールMorphageneとPhonogeneの新旧サンプラーに混ざって見える大きな黒いモジュ...モジュールじゃ...ない!

MFBのドラムマシンTANZBÄRが豪快にマウントされています。

Takane氏いわく「1Uペースのおかげでちょうどいい感じにハマる」とのこと、この状態でもフタがちゃんと閉まるそうです。

 

Intellijal uMIDI 1Uとipad miniを接続してiosアプリの[Patterning]からのSEQでモジュラーシンセをコントロールしていました。 

 

こちらはフィルター・ミキサーコーナーです。

The Harvestman Tyme Sefari Mk IIも入っているのでコチラ側でも音を鳴らしていたようですね。

1UスペースにPico SEQと2HP Seqのモジュールが横向きに入っています。

Takane氏の演奏は疾走感のなかにどこか南国を思わせる陽気な雰囲気がありオシャレな内容でした。

 

■Nedavine Live Set

PushとモジュラーシンセさらにTeenage Engineeringの最新作PO-32 tonicを使ったハイブリッドSet !!

Nedavine氏は日本で活躍するTeenage Engineeringスタッフなのでライブ演奏と展示の両方を一人で行っていてイベント中は終始忙しそうでした。

 

6つ目のネコバックがとってもキュート!

 

使用モジュール(左上から)

上段

Tiptop Z-3000MkII

Doepfer A-124

The Harvestman Double Andore mkII

4ms RCD

Mutable Tides

Mutable Ripples

Mutable Clouds

下段

Expert Sleepers Disting

Mutable Warps

Mutable Rings

The Harvestman Hertz Donut Mk 2

Make Noise Maths

Toppobrillo Triple Wavefolder

Intellijel uMIDI

 

そしてTeenage Engineering PO-32 tonicです。

PO-32 tonicは大音量の出せるサウンドシステムを通して鳴らすと、見た目からは想像も出来ない強い音が出せてオススメだとNedavine氏に営業されました。

 

過去のPOシリーズもラインで聞くとモジュラーシンセに負けないくらい迫力のあるサウンドが出せましたがPO-32 tonicはそれらを超えたサウンドだそうです。

 

ライブではPushのドスの利いたリズムの上にモジュラーとtonickの絡み合うシーケンスがイケイケでした。

ソフトウェアとハードウェアを見事に融合させた形の演奏で素晴らしかったです。

 

■Kaz_X Live Set(X-Fade Modular)

Wurly's!で販売中のX-Fade ModularのKaz_X氏セットはディバイダーとロジックの力技でモジュールの並びからは想像の出来ない複雑なリズムを作り出していました。

モジュラーワンダーランド3で注目されたスーパードラムコーナーは今回はドラムコーナーデラックスとなりPicoDrum3機となっていました。

 

■Isei Ben Live Set

高円寺のモジュラーシンセ仙人Isei Ben氏のシステムです。

タッチキーボードモジュールによる4ポリ+ドラム構成が着々とバージョンアップされておりSEQセクションはMALEKKOのVarigate 8+とVoltage Blockの最強シーケンサーセットです。

 

傍らには繊細なコントトロールが可能な最新コントローラーExpressive Eの姿が!

オンド・マルトノをコンセプトに作られたこのコントローラーはとても感度がよくモジュラーシンセのコントロールと大変相性がよかったです。

 

■Ua726 Kuro Set

Buchla Music Easel三人衆の一人、Kuro氏のEaselとエフェクターです。

Ua726の三人は各自が自分で作ったMusic Easelを使用しておりケースに個性があらわれています。

ディレイ・リバーブのEarthQuaker Devices/Avalanche Run

スプリングむき出しリバーブのKnas/Ekdahl Moisturizer

そして...

 

Zoom G1onです!

ギター用マルチエフェクターですがこれのルーパー機能がお気に入りだそうです。

 

■Ua726 Kenichi Takagi Set

TR-808!!

自作されたオプションボードにより外部クロックを受けるように拡張されておりTR-808と同期されていたようです。

 

ステキな照明スタンドはコカコーラ社より発売されているミニッツメイド カシス&グレープです。

濃縮還元100%で果実の持つ健康的なチカラを100%受け取ることができます。

その効果は見事に演奏に出ていました。

 

■Ua726 Take Amane

Take氏は3人のなかで一番最初に自身でMusic Easelを組み立てたリーダー的存在です。

毎回ルーパーを駆使してEasel1台分以上の表現を見せてくれます。

 

普段は個々にライブをしている3人の特別ユニットUa726の演奏はBandCampにアップロードされているので三人の是非お聞きください。

https://ua726.bandcamp.com/track/live-in-tokyo

 

そして今回のスーパーゲスト!!SUGIZO x HATAKENのスペシャルライブです!!

二人の存在感がぶつかり溶け合い二人自身がモジュレーションされているような演奏でした。

SUGIZO氏はギターだけでなく自身のモジュラーシンセやエフェクターを駆使して満漢全席のHATAKEN氏システムに負けないサウンドを鳴らしていました。

 

■SUGIZO Live Set

エフェクターと一緒にDot Red AudioのケースにラックマウントされたMoog Mother-32とDoepferのA-110 VCOとA-140 ADSRはどちらもVintage Editionのブラックパネルで統一されシックな出で立ちです。

手前にはEOWAVEのRibbonが置かれギターソロならぬリボンソロを奏でていました。

 

足元にはスイッチャー・エクスプレッションそしてTC ELECTRONIC Ditto X4のルーパーが並んでいます。

操作しやすいように台に置かれているのはMOOGERFOOGERS MF-102リングモジュレーターとMaxonのモジュレーションディレイです。

 

さらにBoss DD-500とEventide H9を使用されていました。

 

■Hataken Live Set

対するHataken氏のライブセット

ケーブルが繋がりすぎていいてもはや何がどうなっているのかわかりません!

 

HATAKEN氏のシステムにもExpressive Eの姿が!

ギターの生演奏との相性も抜群でした。

 

今回も大盛況に終わったModular Cafe Deluxe#2

毎年この時期に開催されているTokyo Festival Modular通称モジュフェス、今年は年末頃に開催予定のことです。

Namm直前に来日する海外メーカー達...例年以上に熱い新製品が期待できていまからワクワクです。

 

Wurly's!もモジュラーシンセセミナー、3-Module Challenge等モジュラーシンセ関連のイベントを開催していくのでよろしくお願いします。

 

wak

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