この記事は2011.09.07 Wednesdayに書かれたものです。
こんにちは!
Wurly's!スタッフのヤナギダです。
今週の「Rhodesのいろは」はコントロールパネル編。
なかなか注目されることも少ないコンロトールパネルですが、そこにスポットを当てていきます。
まず、コントロールパネルとは、
ボリュームやトーンといった音色の調整を行うノブや機能がついている部分です。
Suitcase(スーツケース)で見てみるとこちら↓
このスーツケースのコントロールパネルから見る、モデルの見分け方を本日はご紹介します。
1.Fender Rhodes (~1975年頃)
現在のローズピアノの原点。
シンプルにノブが3つのタイプです。
左から「ボリューム」、セパレートタイプのノブの「トーンコントロール」、同じくセパレートタイプの「ビブラート」。
「3ノブタイプ」とも呼ばれるパネルで、レアなモデルを探す際の一つの目安ともいえます。
2.Rhodes Mark1 Suitcase (1975年〜1978年頃)
Fender傘下から独立し、現在のRhodesブランドとなった際のモデル。
Fender Rhodes期からノブの形が若干変化。
ノブの機能としてはFender Rhodes期から変化はないのですが、
最大の特徴は左端。(写真では見づらくなってしまいました。)
「アクセサリー」と呼ばれるジャックが2つ追加されました。
これは「センド‐リターン」とも呼ばれるジャックで、
エフェクターを繋いで音色を変化させる際に使用します。
このころからローズはエフェクターなどを使用し、
音色を変化させることができるようになったのですね。
3.Rhodes Mark1 Suitcase (1978年〜1979年頃)
Rhodes Mark1 の中でも一番よく見かけるタイプのパネルかもしれません。
左から「アクセサリージャック」、「ボリューム」、スライド式になっている「トーンコントロール」、二つノブの「ビブラート」。
「スライド式」とも呼ばれるこのパネルは、
、これまでのモデルに比べてトーンコントロール、ビブラートの調整がわかりやすく、
視覚的に操作しやすいように改良されました。
4.Rhodes Mark2 Suitcase (1980年〜1982年頃)
こちらがマーク2の前期のパネルです。
こちらも先ほど同様、「スライド式」が採用され、
写真では切れてしまいましたが、アクセサリージャックも搭載しています。
マーク1、マーク2の両方で採用されているパネルだからこそ、
私たちにも馴染みがあるのかもしれませんね。
5.Rhodes Mark2 Suitcase (1982年〜1983年頃)
こちらがスーツケースの最後、マーク2後期のパネル。
鍵盤がプラスティック製に移り変わった機種です。
すべてノブによって調節ができるようになりました。
左から「アクセサリージャック」、「ボリューム」、BASS・TREBLEの2つのノブによる「トーンコントロール」、スイッチと2つノブによる「ビブラート」。
このパネルは「5つノブ」とも呼ばれ、こちらも馴染みがあるという方も多いのではないでしょうか。
視覚的に操作しやすい点は「スライド式」とも通じるところがありますよね。
ここまでがローズ スーツケースのコントロールパネルの移り変わりでした。
年代が進むにつれてプレーヤーの要望に応えながら変化をしていく姿が見てわかるかと思います。
Wurly's!にお越しの際は、このようなコントロールパネルの変化を見ながら、
様々な機種をお試しになるのも面白いかもしれませんね。
次回は、Rhodesに限らず、その他のピアノのコントロールパネルを見ていきたいと思います。
中古 Vintage Piano (ヴィンテージ ピアノ) 、
Rhodes(ローズ)、Wurlitzer(ウーリッツァー)のことならお任せください。
在庫多数取り揃えております。
レストア、修理、メンテナンス、パーツ販売、買い取り、下取り
なんでもご相談ください。
お問い合わせはこちらまで
宮地楽器 エレクトリック ピアノ ガレージ Wurly's!
Tel : 03-5256-8181
Web : http://www.miyaji.co.jp/Wurlys/
お問い合わせフォーム
https://www.miyajimusic.com/form/PCForm.php?a=81&j=FJ_N_wurlys_item
Wurly's!スタッフのヤナギダです。
今週の「Rhodesのいろは」はコントロールパネル編。
なかなか注目されることも少ないコンロトールパネルですが、そこにスポットを当てていきます。
まず、コントロールパネルとは、
ボリュームやトーンといった音色の調整を行うノブや機能がついている部分です。
Suitcase(スーツケース)で見てみるとこちら↓
このスーツケースのコントロールパネルから見る、モデルの見分け方を本日はご紹介します。
1.Fender Rhodes (~1975年頃)
現在のローズピアノの原点。
シンプルにノブが3つのタイプです。
左から「ボリューム」、セパレートタイプのノブの「トーンコントロール」、同じくセパレートタイプの「ビブラート」。
「3ノブタイプ」とも呼ばれるパネルで、レアなモデルを探す際の一つの目安ともいえます。
2.Rhodes Mark1 Suitcase (1975年〜1978年頃)
Fender傘下から独立し、現在のRhodesブランドとなった際のモデル。
Fender Rhodes期からノブの形が若干変化。
ノブの機能としてはFender Rhodes期から変化はないのですが、
最大の特徴は左端。(写真では見づらくなってしまいました。)
「アクセサリー」と呼ばれるジャックが2つ追加されました。
これは「センド‐リターン」とも呼ばれるジャックで、
エフェクターを繋いで音色を変化させる際に使用します。
このころからローズはエフェクターなどを使用し、
音色を変化させることができるようになったのですね。
3.Rhodes Mark1 Suitcase (1978年〜1979年頃)
Rhodes Mark1 の中でも一番よく見かけるタイプのパネルかもしれません。
左から「アクセサリージャック」、「ボリューム」、スライド式になっている「トーンコントロール」、二つノブの「ビブラート」。
「スライド式」とも呼ばれるこのパネルは、
、これまでのモデルに比べてトーンコントロール、ビブラートの調整がわかりやすく、
視覚的に操作しやすいように改良されました。
4.Rhodes Mark2 Suitcase (1980年〜1982年頃)
こちらがマーク2の前期のパネルです。
こちらも先ほど同様、「スライド式」が採用され、
写真では切れてしまいましたが、アクセサリージャックも搭載しています。
マーク1、マーク2の両方で採用されているパネルだからこそ、
私たちにも馴染みがあるのかもしれませんね。
5.Rhodes Mark2 Suitcase (1982年〜1983年頃)
こちらがスーツケースの最後、マーク2後期のパネル。
鍵盤がプラスティック製に移り変わった機種です。
すべてノブによって調節ができるようになりました。
左から「アクセサリージャック」、「ボリューム」、BASS・TREBLEの2つのノブによる「トーンコントロール」、スイッチと2つノブによる「ビブラート」。
このパネルは「5つノブ」とも呼ばれ、こちらも馴染みがあるという方も多いのではないでしょうか。
視覚的に操作しやすい点は「スライド式」とも通じるところがありますよね。
ここまでがローズ スーツケースのコントロールパネルの移り変わりでした。
年代が進むにつれてプレーヤーの要望に応えながら変化をしていく姿が見てわかるかと思います。
Wurly's!にお越しの際は、このようなコントロールパネルの変化を見ながら、
様々な機種をお試しになるのも面白いかもしれませんね。
次回は、Rhodesに限らず、その他のピアノのコントロールパネルを見ていきたいと思います。
中古 Vintage Piano (ヴィンテージ ピアノ) 、
Rhodes(ローズ)、Wurlitzer(ウーリッツァー)のことならお任せください。
在庫多数取り揃えております。
レストア、修理、メンテナンス、パーツ販売、買い取り、下取り
なんでもご相談ください。
お問い合わせはこちらまで
宮地楽器 エレクトリック ピアノ ガレージ Wurly's!
Tel : 03-5256-8181
Web : http://www.miyaji.co.jp/Wurlys/
お問い合わせフォーム
https://www.miyajimusic.com/form/PCForm.php?a=81&j=FJ_N_wurlys_item
お問い合わせフォーム
- 2011.09.07 Wednesday
- Rhodesのいろは