こんにちは!
Wurly's!スタッフのヤナギダです。
25日まで開催しておりました、「Vintage Vibe X'mas Fair」、
たくさんの方に遊びに来ていただきまして、誠にありがとうございます!
また、イベント目白押しで行きたいと思いますので、乞うご期待!
ということで、
本日は久しぶりにヴィンテージ・エレピの紹介をしようかと思います。
本日はこちら↓
Fender Rhodes Stage Mark1 73keys
248,000円
商品ページ↓
http://www.miyaji.co.jp/Wurlys/item/item_detail.php?a=730033
「Fender Rhodes」のラストイヤーでもあるのがこの一台が誕生した1974年。
後の「Rhodes」では見ることができない、Fender Rhodesならではの仕様をみることができます。
まずは
ハーフウッドハンマー。
ハンマーの半分が木製で、半分がプラスチックになっているこのハンマー。
Vintage Vibe Tine Pianoでも採用されている仕様です。
一般的に「ハーフウッドハンマーであるために、サウンドが優しくなる」と言われていますが、
その秘密はハンマーだけではありません。
先についているゴム製の「ハンマーチップ」の柔らかさがとても重要になっています。
Fender Rhodes期のハンマーチップは、後のチップに比べると若干柔らかく、形も違うものが使われています。
ほんの些細な違いではありますが、この違いがサウンドに優しさをプラスしてくれているのです。
鍵盤はFender Rhodes後期のモノ。
鍵盤タッチが独特と言われているFender Rhodes 。
その違いを生み出しているのが、鍵盤の先にあるキーブロック。
この部分に秘密があるのです。
左がFender Rhodes後期の鍵盤のキーブロック
右がRhodes 木製鍵盤のキーブロック
このバンプがあることにより、比較的打鍵が軽くてもしっかりとハンマーが上がってくれ、
しっかりとした発音ができるようになったのです。
しかしその一方で、強弱、特に弱の演奏をする際もはっきりとしたサウンドになってしまうこともあるようです。いやぁ・・・難しい。
一方この一台は左側のFender Rhodes後期鍵盤。
バンプがない分、しっかりとした打鍵が必要になることもありますが、
感情表現が豊かで、サウンドも柔らかな優しく広がっていきます。
しかし、どちらも私たちが親しみ、癒されてきたRhodesサウンドなのだから、やはりRhodesという楽器は奥が深く、懐も深いなぁと感じます。
・・・お話がそれてしまいそうなので、進んでいきましょう。(笑)
ペダルはシルバー。
「Rhodesのペダルといえばブラック」とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、
Fender Rhodesのペダルはシルバー。
近未来を感じさせるようなカラーは、Fender Rhodesだけの限定です。
こちらが内部。
アクション構造についてはRhodesと変わりがありません。
それにしても、この一台はきれいですね。
内部を自分でカスタマイズしたい方もこの一台なら安心かもしれませんね。
今ではそれほど多く目にする機会がなくなってしまったFender Rhodes。
温かく優しいサウンドが奏でられる、とても貴重な一台となっております。
ぜひ、この年末年始にお試しになってください!
お待ちしております!
中古 Vintage Piano (ヴィンテージ ピアノ) 、
Rhodes(ローズ)、Wurlitzer(ウーリッツァー)のことならお任せください。
在庫多数取り揃えております。
レストア、修理、メンテナンス、パーツ販売、買い取り、下取り
なんでもご相談ください。
お問い合わせはこちらまで
宮地楽器 エレクトリック ピアノ ガレージ Wurly's!
Tel : 03-5256-8181
Web : http://www.miyaji.co.jp/Wurlys/
お問い合わせフォーム
https://www.miyajimusic.com/form/PCForm.php?a=81&j=FJ_N_wurlys_ite
- 2011.12.27 Tuesday
- Rhodes(ローズ)