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この記事は2012.10.30 Tuesdayに書かれたものです。
こんにちは
urly's!店員のTammyです

今日は10/28(日)に行われました『アーティスト研究〜Chick Corea (チック・コリア)〜』の
セミナーレポートをお送りします


今回のセミナーでは、エレピスクール講師やアーティストとしても活躍中の別所和洋さんが、
名曲「Spain」を題材に、チックのソロパートを徹底分析



始めに1975年に演奏された画像で、ソロに入る前からソロ終わりまでの全体像を確認
チックのソロ前にはギターソロが行われているため、エレピのソロ入り部分は音数が少なくなっています。




当日配られた譜面を見ながら、1小節ずつ細かく分解
キーの確認から、フレーズをスケールで捉え(今回はオルタードスケール、コンディミスケールがポイント)、
平行調との関係や、マイナーコードやトニックコードの違いによってのアレンジやアドリブの広がりなど、
事細かく理論的に分解・分析して下さいました。




各フレーズはその都度別所さんが弾いて下さり、音や指の動きを確認
セミナーが進むにつれ、チックの意図に対しての理解が深まっていき、終わる頃には
「なぜこのフレーズでこのアプローチがなされているのか?」という事がわかって納得


終わりに最初に見た動画を再度流して下さいましたが・・・この流れるように弾いている演奏に、
チックの音楽理論と感覚を感じられたのは、きっと私だけではないハズ




セミナー終了後、公開レッスンを実施
今回は一人一人の疑問やお悩みに別所さんがお答え下さる形となりました。


「バッキングのベースアレンジが知りたい」「バンドでギターに音負けしない方法とは?」
「コードをジャズっぽく聴かせるポジションは?」「スケール練習の上手な仕方は?」などなど・・・
人生相談(笑)も含めて、お答え下さいました


最後の最後に、次回のアーティスト研究セミナーで予定しているハービー・ハンコック「Driftin'」を
即興で演奏して下さり、セミナーは終了。ご参加頂いた皆様ありがとうございました

次回は11/25(日)ハービー・ハンコックの楽曲を研究予定お楽しみに


宮地楽器 エレクトリック ピアノ ガレージ Wurly's!

Tel : 03-5256-8181

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この記事は2012.10.29 Mondayに書かれたものです。
作りました☆

 

〜Wurlitzer ヘッドホン用変換ケーブル〜


こんにちは。スタッフ和田です
Wurlitzerでヘッドフォンを使う時に、快適なヘドフォン環境を実現すべく
本日これを作ってみました!

皆さんご存知かと思いますが、
Wurlitzerはモノラル出力で、ヘッドフォンを差して聴くと左からしか音が聞こえません…
モノラルなのでそれでも不自由なことはありませんが、
やはり「少し気持ち悪いかな…」というのが正直な感想だと思います。
ヘッドフォンアンプを使えば左右から出るようにすることは出来ますが、お金がかかります。

そこで変換ケーブルを製作してみました♪ これを使えばWurlitzerの音がヘッドフォンからモノラルで普通に聞こえてくれます。ハンダがあれば簡単に出来、単純な構造ですが、使用してみると使用前との違いに感動です
左のみからしか音が聞こえないのは相当気持ち悪かったんだと、これを使ってみて改めて実感しました(笑)


興味のある方は是非お店で使ってみてください☆




中古 Vintage Piano (ヴィンテージ ピアノ) 、
Rhodes(ローズ)、Wurlitzer(ウーリッツァー)のことならお任せください。
在庫多数取り揃えております。

レストア、修理、メンテナンス、パーツ販売、買い取り、下取り
なんでもご相談ください。

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この記事は2012.10.23 Tuesdayに書かれたものです。
こんにちは!
Wurly's!スタッフの柳田です。


さて、今週末、28日(日)と迫って参りました
アーティスト研究〜Chick Corea (チック・コリア)〜



2012-10-28 チックコリア研究DM.jpg




本日は 、チックコリアについて熱く語っていきたいと思います。

250px-Chickcorea19.JPG

チックコリアは1941年生まれ、アメリカ出身のピアニスト、作曲家です。
残念ながら、私は見た事が無いのですが、
ビブラフォンの腕前もプロ級であり、そちらの演奏家としても活動していけるほど、高度な腕前を持っているそうです。


1964年頃から、プロプレーヤーとしてのキャリアをスタートさせたチックなのですが、
彼の名を一躍有名にするきっかけとなった人物が居ます。

それが マイルス・デイヴィス です。

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当時、マイルスが手掛けていたバンドには、絶対的なキーボーディストが居ました。
そのキーボーディストは卓越したテクニックとサウンドメイキングで、
マイルスのバンドには欠かせない存在ダッタのです。
ですが、そのキーボーディストが1968年頃に脱退をしてしまいます。
そのキーボーディストの脱退を受け、
1968年の後半にこのバンドに招かれたのがチック・コリアだったのです。
このバンドへの加入が、彼のプレーヤーとしての転機となっていくのです。



ちなみに、
脱退したキーボーディストは「ハービー・ハンコック」。

img_1214882_30243787_0.jpg

Rhodes や Clavinet 、moogやARPといった多彩な鍵盤楽器を自分の周りに囲む様にセッティングし、
それを自在に操る姿がとても印象的ですよね。
アルバム「Head Hunters」は名盤で、特に2曲目の「Watermelon Man」は
私も非常に好きな楽曲で・・・

話が逸れてしまいそうなので、この続きはまた今度に致しましょう。(笑)



チック・コリアにとって、マイルス・デーヴィズとの出会いがなぜ転機となっていくのか。
それは、
チックとRhodesを出会わせて人物こそが、このマイルス・デーヴィスなのです。

当時、アコースティック・ピアノをメイン楽器としてプレイしていたチック・コリアは、
それまでRhodesという楽器を使用した事、奏でた事は一度も無かったそうです。
エレピ独特の長いサスティーンと倍音豊かなサウンドがどうしても好きになれず、
自分から進んで奏でる事をしなかったとも言われています。

そんなチックへ、マイルスはRhodesでのプレイを要求しました。
1970年代からチックのプレイには欠かせないサウンドとなるRhodesと
この時に初対面を果たすのです。
初めは嫌々Rhodesを奏でていたチックも、Rhodesのサウンドを理解し、
それを自分のサウンドとして自在に操っていく事になっていきます。

そんな中で、彼のRhodesでのサウンドの象徴とも言える「ころころと転がる様なサウンド」を確立していきます。
前述の通り、チックはRhodes独特の長いサスティーンと倍音豊かなサウンドが苦手のようです。
そんな彼が行き着いたサウンドがこれだったのです。
彼はそのサウンドを表現する為に、プレイするRhodesの機種にも強いこだわりがあると言われています。
初めはFender Rhodes、もしくは初期のRhodesを使用している事が非常に多く見受けられました。(倍音が少なく、アタックが非常に特徴的なサウンドの機種が多かったようです。)
そして、現在使用しているRhodesの多くが、
Mark1でもMark2でもなく、
何とMark5なのです。

Rhodes Mark5の特徴は、そのサウンドにあります。
Mark1やMark2は外側が分厚い木製のケースで覆われており、
奏でられたサウンドを逃がす事無く、ハープカバーの中で反響させてくれます。
しかし、
Mark5は外側がプラスティック製のケースで覆われている為、
適度に倍音が外に逃げ、すっきりとした中に、強いアタックが残るサウンドが特徴的なのです。
それはまさに、チックコリアが目指しているサウンドを体現しているモデルなのです。
最近の彼のライブでのプレイのほとんどがMark5によって作り出されています。


そんな彼の、代名詞とも言える楽曲が「Spain」。
この楽曲は1972年にチックによって作曲されたもので、Return to Foreverの楽曲としてアルバム「Light as a Feather」の中で演奏されている楽曲です。
ラテン調の楽曲の中に、
フルート、Rhodes、アコースティック・ベースのアドリブ・ソロが印象的なこの一曲。
イントロにはホアキン・ロドリーゴ作曲のアランフエス協奏曲第二楽章のフレージを用いて、
その後に一気にアップテンポになっていきます。
その当時は、Fender Rhodesで作曲、レコーディングがなされていたこの楽曲も、
今ではステージでMark5でプレイされています。
現代のスタンダードの一曲としても名高いこの曲は、
キーボード・プレーヤーのみならず、ギター・プレーヤーにも数多く演奏されています。
多くのファンを持つ名曲ですよね。


Rhodesのサウンド、プレイスタイルに強いこだわりを持つチック・コリア。
彼のそんなRhodesに対する思いや、楽曲でプレイするときのこだわりなどを、
徹底的に分析していくのが今回のセミナーになります。
恐らく、数多いプレーヤーの中でも、
Rhodesとの出会い、Rhodesへの感情が特徴的なプレーヤーかと思います。
それを紐解いてくと、ひょっとするとRhodesの新たな境地に辿り着く事が出来るかもしれませんね。


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日時:10月28日(日) 13:00〜
場所Wurly's!地下スタジオ
定員:10名
料金:4,200円(税込)
※セミナーとレッスンがセットになった価格です。
講師:別所和洋


内容:
●アーティスト研究 13:00〜15:00
Chick Coreaの名曲ともいえる楽曲をいくつか取り上げながら、
彼のフレージングやコード進行の特徴、バンドの編成によるその変化など、
Chick Coreaのサウンドやフレーズ編成などを徹底的に分析します。
・コード進行の特徴
・スケールのアプローチの仕方
・バンドスタイルとソロスタイルの違い
etc...

●公開レッスン 15:00〜17:00
Chick Coreaの名曲「Spain」を題材に取り上げた特別公開レッスン。
それぞれのレベルに応じたマンツーマンスタイルのレッスンでスキルアップ。
また他の受講者のレッスンを観覧することもできます。
プレーヤーの間でも憧れの一曲として名高い名曲「Spain」を、
この機会にマスターしてみませんか!
※レッスンはセミナー受講者による自由参加となっております。
※セミナー受講者は、レッスンの観覧のみも行えますので、ご気軽にご予約下さい。


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Chick Corea(チック・コリア)
フュージョンの先駆けとして、名盤「リターン・トゥ・フォーエバー」などを録音し、
ジャンルにとらわれない幅広い活動で、常に時代をリードし続けるピアニスト。
彼が作曲した【スペイン】
はろどりーごの旋律を元にし、ラテンテイストをジャズの中に取り入れた名曲。
今では「現代のスタンダード」として多くのミュージシャンによって演奏されている。


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この記事は2012.10.22 Mondayに書かれたものです。
お久しぶりです!スタッフの和田です

昨日Fender Rhodes Suitcaseのメンテナンスが終了し店頭に並んでいます!



Fender Rhodesはとても人気があり、店頭に並んでもすぐに売れてしまいますので
試奏されたい方はお早めにいらして頂ければと思います★

こちらはFender Rhodesとしての製造最終年である74年製です。
パワーアンプがゲルマニウムトランジスタからシリコンタイプに変更されています。
また、トーレックスとグリルクロスは綺麗に張替え済み。
電源部スイッチのランプが切れていますが、音質には影響無い部分です。

私もかなり弾いてみましたが、やはりFender期独特のタッチ感が印象に残ります。
普段弾き慣れているMark1タイプやMark2タイプを弾く時とはまた違ったフレーズが生まれてきそうな新鮮な感覚でした。(勿論美しいフレーズを生み出すような能力は私には皆無ですが)

この時代のものはパワーアンプにゲルマニウムトランジスタが使われているのですが、こちらはシリコンタイプのトランジスタが入っているので、Fender Rhodesにしては爽やかなクリアな音に聞こえます。


Wurly's! ストックリストで他の写真も見られますので是非ご覧ください。

Fender Rhodes Suitcase73 74年製
                                  ¥348,000-




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それでは



中古 Vintage Piano (ヴィンテージ ピアノ) 、
Rhodes(ローズ)、Wurlitzer(ウーリッツァー)のことならお任せください。
在庫多数取り揃えております。

レストア、修理、メンテナンス、パーツ販売、買い取り、下取り
なんでもご相談ください。

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この記事は2012.10.21 Sundayに書かれたものです。
 こんにちは!
Wurly's!スタッフの柳田です。

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さて、開催中のWurlitzer Saleから、
皆様へご紹介したい一台について熱く語っていきたいと思います。


それはこちら!

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10/20〜10/28限定! 一台限り!
Wurlitzer Model 200A 
358,000円→ 262,500円

商品ページはこちら↓
http://www.miyaji.co.jp/Wurlys/item/item_detail.php?a=640029



まずは、
Wurlitzer Model 200Aの特徴から。

Wurlitzer Model 200Aは
Wurlitzer社がピアノを製造してきた歴史の中でも最後期に製造されていたモデルであり、
Wurlitzer Electronic Pianoの中でも、
最もステージやレコーディングなどの場面でも使用されてきたモデルの一つです。

この200Aの数多くの場面で使用されてきた理由の一つが、
ノイズ対策が施されていることです。
Wurlitzerのエレクトリック・ピアノは真空管を使用しているモデルから
このモデルの前機種にあたるModel 200まで、
ライン出力やレコーディングの際にどうしてもノイズが発生していました。
原因は大きく二つあり、
一つはピックアップが拾ってしまう外部ノイズの除去がうまくいかないこと。
もう一つは、電源等の配線から発生してしまうノイズ、です。

これらが原因となるノイズを、Model 200Aでは対策を施しました。
ピックアップには「リード・シールド・バー」と呼ばれるパーツを使用し、
ピックアップ全体を覆うようにシールディングすることで解決。
また、電源等の配線にも金属製のチューブを使用し、その中に配線を通すことでシールディング。
これまでのモデルとは比べ物にならないくらいほど、ノイズを除去することに成功したのです。

これにより、Wurlitzerはより多くの場面で目にするようになり、
ミュージシャンをはじめ、様々なプレーヤーに愛される楽器へとなっていくのです。

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Wurlitzerのエレクトリック・ピアノの最大の特徴は、
一台一台に微妙なサウンドの違いがあり、一つとして同じキャラクターのサウンドを持つものがいないことにあるかと思います。
そのサウンドはいわば、その一台が歩んできた歴史を身を持って感じることができるツールともなります。

では、この一台にはどんな歴史が隠されているのでしょうか。

それを紐解くヒントがなんと、後姿に隠されています。

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鍵盤部分に目が行きがちでありますが、
Wurlitzer Model 200Aの背面には、しばしばこのようなロゴが付いているものがあります。
これは、
Wurlitzer Model 200Aの最終年に製造されていた物にのみ付いているロゴです。

つまり、この一台はWurlitzer Model 200Aの集大成ともいえる年に製造された一台であり、
最終年という1年間で製造されたモノにのみ付けられている、貴重なロゴなのです。
Wurlitzer がエレクトリックピアノを製造し、たどり着いたモデルがこのModel 200A。
その200Aが細かな改良を重ねて行き着いた、最終年のサウンドと鍵盤タッチ。

Wurlitzer社がエレクトリックピアノの製造ととも歩んできた歴史の集大成ともいえる技術、細かな仕様、
そして情熱が込められているのがこの一台なのです。


また、最終年の特徴の一つが、ソリッドなサウンドです。

全体的な傾向として、
Wurlitzerは年数が新しいものになるほど、
アタックが強く、ソリッドなサウンドになっていきます。

この一台も前モデルのModel 200や200Aの前半期に比べて、ソリッドなサウンドが特徴的で、
バンドやレコーディングなどの場面でも、サウンドが埋もれることなくしっかりと前に出てきてくれます。
それも最終年のModel 200Aの特徴の一つかもしれません。







バンドに入れば、ソロやバッキングなど様々な表情を見せてくれますが、
独特のサウンドとビブラートなどのサウンドエフェクトによって、演奏全体の雰囲気や世界観を作る役割も果たしているWurlitzer。
その寡黙な姿と歩んできた歴史を自身の背中に映し、
シンプルなスペックながら、現在でも多くのファンを魅了してやまないこのピアノには、
かわいらしいフォルムとは裏腹に、
ちょっとした哀愁と渋さを感じるのは、私だけではないと思います。
自身の集大成を背中で語る、寡黙な後姿ですね。











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この記事は2012.10.20 Saturdayに書かれたものです。
こんにちは!
Wurly's!スタッフの柳田です。

めっきり秋らしくなりました。
ちょっと東京から離れたところに住んでいる私は、
金木犀の香りにとても癒されています。
私にとって、なんだか楽しい思い出が多い季節が秋なのです。




さて、今日は「Electric Pianoを選ぶ Wurlitzer編」をお送りしたいと思います。

まずはWurlitzer という楽器がどのようなものなのか。。。


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親しまれた名前でもある「Wurlitzer」は実は会社名です。
ピアノの正式名称は
「Wurlitzer Electronic Piano」(エレクトロニック・ピアノ)。

Wurlitzerがこのタイプのピアノの製作を始めたのは1954年。
最初のモデルはEP-100と呼ばれるモデルでした。
そこから改良を重ね、
1968年から、私たちにもなじみ深い形、EP-200、EP-200Aとなったのです。

まずはじめに、
Model 200 と Model 200A についてお話をしていきます。

まずは構造の違い。
鍵盤を押してから、ハンマーがアタックするまでのアクション構造は、
どちらのモデルにも違いはありません。

大きな違いがあるのは
電気的な基盤の部分とノイズ対策の有無です。

それぞれのモデルで異なる電気基盤を使用しているため、
サウンドが微妙に異なる両者。
また、パワーアンプのワット数も
Model 200が30W なのに対して、
Model 200Aが35Wのため、出力と音の鮮明さが異なってきます。

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といっても、なかなか違いが分かりにくいかと思います。。。

一般的に、

Model 200は、アタックを強くした際に、サウンドが歪みやすく、特に低音域に行けばいくほど、
「ビビビッ」といったような心地よい歪みを感じることができます。
ですが、
ピックアップ部や電源の配線等の関係上、ノイズが発生しやすく、ライン出力をした際にそのノイズが目立ってしまうことがあります。
(当店のModel 200に関しては、ピックアップ部のノイズに対して、対策を行っているため、通常のModel 200に比べ、ノイズが少なくなっています。)

Model 200Aは、アタックを強くしても歪みが出にくく、よりクリーンなサウンドで演奏をすることができます。
また、
ノイズに関しても、Model 200に比べて少なく、ライブやレコーディングで使用されることがもっとも多い機種となっています。


これらのモデルをノイズの問題やアンプの出力といったスペック面で
選んでいくのも、お好みのWurlitzerと出会うための手段化も知れません。




もう一つ、Wurlitzerを選んでいくうえで、欠かせない要素があります。
それはサウンドです。

Wurlitzerのピアノは、一台一台サウンドが異なるのが、最も大きな特徴です。
そのため、サウンドに合わせて何台も所有しているアーティストさんも多くいらっしゃいます。

このサウンドの違いはどこから来るのか。

その要因はひとつではありません。

ハンマーのフェルト部分の消耗度合いや、リードの先に盛られたハンダの形や量、
基盤部分の電子パーツの消耗と種類の違いなど、
様々な要因が重なって、そのピアノのサウンドを形成しています。
つまり、
同じサウンドのピアノは一台もない。というのがWurlizerの魅力の一つなのです。


また、
気にかかってしまう要因としては、鍵盤タッチかと思います。

Wurlitzerの鍵盤タッチに関しては、細かな調整が可能です。
鍵盤タッチの重さはもちろん、レスポンスの速さやレットオフにあたる部分の調整まで、
プレーヤーの好みに合わせていくことができます。
この部分が、アコースティックピアノに似ている といわれる所以なのかもしれません。

CIMG1721.JPG


ここまで、
Wurlitzerのピアノの特徴とModelによる違いを説明していきました。
では、Wurlitzerを選ぶ際には、どこに着目していけばいいのか。

Rhodesの場合は、サウンドの調整を大きくすることができるのですが、鍵盤タッチに関しては調整の余地が少ないのが特徴でした。そのため、鍵盤タッチを重視して選ぶのがお好みのピアノに出会う近道かもしれない、というお話をいたしました。

Wurlitzerはその逆となります。

Wurlitzerは、鍵盤タッチが細かな調整ができる一方、サウンドに関しては一台一台異なります。
そのピアノが持つサウンドを一台一台確かめ、
自分の理想のサウンドに近いものをじっくりと選ぶことが、お好みのピアノに出会う近道になるかもしれません。

歪みが心地よいModel 200 と クリーンなサウンドが清々しいModel 200A。
どちらのサウンドが自分の求めていたサウンドなのか。
ひょっとすると、歪みがほしいからModel 200と思っていた方でも、
実際に演奏してみたらModel 200Aのサウンドが心地よく感じてくるかも知れません。
また、同じモデルでも、
サウンドや音圧の違いによって、好みが分かれていきます。
一台一台、違った個性を持つ楽器。だからこそ弾き比べて比べてみてください。



そして
是非、本当に一台一台違ったサウンドをもっているのか、それを確かめてみてください。
ひょっとすると、
運命的な出会いがあるかもしれません。


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この記事は2012.10.20 Saturdayに書かれたものです。
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期間限定!3日間で入れ替わるスペシャル商品!
数あるWurlitzerから弾き比べてお気に入りの一台を!
このチャンス、逃せませんよ!

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10/20〜10/28 限定! 一台限り!
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10/20, 21, 22 限定! 一台限り!
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10/23, 24, 25 限定! 一台限り!
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10/26, 27, 28 限定! 一台限り!
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その他にも・・・

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Wurlitzer 200  ¥298,000-
Wurlitzer 200  ¥298,000-
Wurlitzer 200 Red (Refinish)  ¥328,000-

Wurlitzer 200A  ¥378,000-
Wurlitzer 200A  ¥358,000-
Wurlitzer 120  ¥178,000-

Wurlitzerのストックリストはこちら



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この記事は2012.10.19 Fridayに書かれたものです。
 みなさん、こんにちは!
Wurly's!スタッフのヤナギダです。

秋の香りが風に乗ってやってくるようになってきましたね。
音楽が一層沁みるような季節になりました。

私にとっての秋の香りは・・・やはり サンマの焼いた香りですかね。
芸術からはまだ遠く、食べ盛りの毎日です。(笑)


さて、
少々遅れてしまいましたが、
先日に開催しました「和泉宏隆 Electric Piano Live」の模様をたっぷりとお知らせいたします!


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Liveがスタートしたのは、19:00。
ゆったりとしながらも、Rhodesのサウンドとトレモロによる揺れが心地よいナンバーで幕をあげました。


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この日、使用して頂いたピアノは
Rhodes Suitcase Mark1 73keys 1979年製
Vintage Vibe Tine Piano 73keys

です。

ピアノのサウンドセッティングとしては、
Rhodesは、どちらかというと70年代初頭に近い、倍音が多いながらアタックが強調されるサウンド。
Vintage Vibeは、高音が華やかでTine Pianoの芯の強さが強調されるサウンドに
調整しました。

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バンド構成は
Guitar 助川太郎
Bass 亀山アキラ
Drums 石川雅春
そして
EP 和泉宏隆

とても心地よく、ゆったりと流れていくサウンドと、
目を閉じれば、ここではない幻想的な世界へと引き込んでくれる世界観を作り上げて頂きました。
まさに圧巻です。


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曲の合間には、
和泉さんのEPに関する思い出や、自身の音楽にいかに欠かせない存在なのか、
そしてVintage Vibeの魅力などを存分に語って頂きました。
和泉さんの軽快なトークと、時折交えてくれたオシャレなジョークで、
始めは緊張気味だったお客様も、徐々に一体感が!
まるでトークショーのように食い入るようにお話に耳を傾けている皆様がとても印象的でした。

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何とも圧巻だったのは、
ライブの終盤に披露して下さった、和泉さんが作曲した楽曲でも名曲の呼び声が高い「宝島」。
なんと大胆にアレンジを変更し、
3拍子のジャズでの演奏でした。
これにはお客様もびっくりしていましたが、
何よりも圧巻だったのはそのステージング。
各楽器のソロはもちろん、アレンジすべてに感動しきりでした。

最後はアンコールにまでお応え頂き、
トークあり、笑いあり、感動あり、の素晴らしいステージとなりました。

また、和泉さんにはこの会場でライブをしていただきたいものです。
宜しくお願い致します!


それでは、
ここからはライブの様子を写真でどうぞ!

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今後も定期的にライブを開催いたします!

是非HPで情報をチェックしてください!

宜しくお願いします!

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この記事は2012.10.13 Saturdayに書かれたものです。
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Electric Pianoの名手でもあり、「Spain」など数多くの名曲を持つ
Chick Corea(チック・コリア)を徹底分析!
フレージングやコード進行の特徴、チック・コリアを弾きこなすための演奏技法など、
そのすべてを研究するとともに、名曲「Spain」を題材とした特別レッスンも開催!
アーティストの分析からレッスンまで、すべてがセットになったスペシャルセミナーです!

日時:10月28日(日) 13:00〜
場所Wurly's!地下スタジオ
定員:10名
料金:4,200円(税込)
※セミナーとレッスンがセットになった価格です。
講師:別所和洋(詳細はこちら


内容:
●アーティスト研究 13:00〜15:00
Chick Coreaの名曲ともいえる楽曲をいくつか取り上げながら、
彼のフレージングやコード進行の特徴、バンドの編成によるその変化など、
Chick Coreaのサウンドやフレーズ編成などを徹底的に分析します。
・コード進行の特徴
・スケールのアプローチの仕方
・バンドスタイルとソロスタイルの違い
etc...

●公開レッスン 15:00〜17:00
Chick Coreaの名曲「Spain」を題材に取り上げた特別公開レッスン。
それぞれのレベルに応じたマンツーマンスタイルのレッスンでスキルアップ。
また他の受講者のレッスンを観覧することもできます。
プレーヤーの間でも憧れの一曲として名高い名曲「Spain」を、
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Chick Corea(チック・コリア)
フュージョンの先駆けとして、名盤「リターン・トゥ・フォーエバー」などを録音し、
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今では「現代のスタンダード」として多くのミュージシャンによって演奏されている。


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この記事は2012.10.03 Wednesdayに書かれたものです。
和泉宏隆 Electric Piano Live

T-Square等でもお馴染みのピアニスト、和泉宏隆氏による

エレクトリックピアノ・スペシャルライブを開催!


20121007和泉氏ライブDM.jpg

【日時】10月7日(日) 18:30 OPEN / 19:00 START
【会場】宮地楽器Zippal Hall(詳細は
コチラ
【料金】
  前売り:4,200円(ドリンク別)
  当日:5,000円(ドリンク別)

  Wurly's!Club会員:前売り4,200円(1ドリンク付)

【メンバー】和泉宏隆(key)、石川雅春(dr)、亀山アキラ(b)、助川太郎(g)

【予約】
TEL: 03-5256-8181

WEB:↓

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哀愁漂うメロディーと優しく心の隙間に染み入る様なサウンドでお馴染みの和泉宏隆さん。
実はエレクトリックピアノにもとても強いこだわりがある方です。
エレピに命を吹き込む様なサウンドとメロディーは、
エレピの構造や特徴を細部まで知り尽くし、
なおかつそれを生かす為の方法を熟知しているプレーヤーだからこそ成せる業。
さらに、バンドによって作り上げられる世界観とグルーヴは必見です!


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他では見られない、この日限りのスペシャルセットによるステージです!
ご予約をお待ちしております!




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