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営業時間
11:30〜19:30

定休日
正月休み(1月1〜2日)のみ

TEL:03-3255-3332
FAX:03-3255-0382

 
この記事は2013.10.21 Mondayに書かれたものです。
こんにちは!

数日間にわたりましてNew Yorkよりレポートをしてきましたが、
本日が最後のレポートとなります。

本日は、New Yorkにあります楽器店をいくつか回ってきました。

といっても、Sam Ashのような大型店ではなく、
シンセファンが好きそうな店をいくつかピックアップしてきました!


まずはこちら

Control

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こちらは ManhattanからEast Riverをわたった先にある
Modular Synth専門のお店です。

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入り口右手にあるレコードのジャッケットがおしゃれなこのお店ですが、
中に入ると

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このようなモジュラーシンセが3台ほどあり、
スタッフが厳選したおすすめのモジュラーシンセをそれぞれ試奏できるようになっております。

いくつか写真で見ていきましょう!

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さらに店内にはVintageのDrum Machineや
スプリングリバーブ/フィルターなども

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まさにVintageとNewモデルが融合した店内となっています。

それでは次のお店へ!

この「Control」から徒歩で20分ほど歩いたところにありますのがこちら

MeMe_9.jpg

Me Me Antenna

こちらは小さなショッピングモールの中にある店舗なのですが、
雑貨屋さんとシンセショップが融合された店舗です!

お店に入っているとNew Yorkの雑貨店のイメージそのもの!
ですが店内を注意してみていくと所々に・・・

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単なる雑貨屋さんではない雰囲気が!

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お店の奥の方にはレコードコーナーとシンセ専用のカウンターが!

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こちらの店舗はサンレコなどでも紹介をされている店舗で、
New Yorkをはじめとした
アメリカのモジュラーシンセのブームを引っ張っているお店の一つです。

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ここのお店のシンセの一番の特徴は、ケース。
この写真のように、木枠型になったケースにマウントして運ぶことによって、
制作デスクをよりおしゃれに、ライブで使用するときも華やかに、
ファッションと音楽を融合させたような存在としてモジュラーシンセを使うことができます。

もはやアメリカではモジュラーシンセは上級シンセファンだけではなく、
若者やライブ現場などでも頻繁に目撃できる機材の一つなのだそうです。
そんな文化がうらやましい!


続いては

MAINDRUG MUSIC

です。

ギターファンの方などはご存知かもしれませんね。
Vintage Guitar, Vintage Drum などを中心にラインナップする店舗ですが、
実は鍵盤もたくさん置いてあるとの情報をききつけ、お邪魔してみたのですが、

Maindrug_16.jpg

中には大勢の人が!
入り口で荷物を検査されたりと厳重なセキュリティを突破して入って、話を聞いてみると、
本日は エフェクターEXPOが開催されていた模様。

大手メーカーからNew Yorkのガレージメーカーまで、
様々なメーカーのエフェクターが一堂に会して、試奏が可能なこのイベント。
何よりも、MAINDRUG MUSICのヴィンテージギターを使用して試奏ができるのですから、
なんという贅沢!

ですが、このイベントのため鍵盤楽器は片付けてしまったとのこと!?

moog memory moogやVOX Jaguar、Fender Contempoなど
珍しい機種のストックがあるときき期待していたのですが・・・
でもせっかくなのでエフェクターの写真を撮りながら店内を回っていきましょう。


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何とも豪華な店内!

広い店内を回っていると、
見慣れた…いや、珍しい鍵盤楽器を発見!

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メロトロン!

テープサウンドといえばこの楽器ですよね。
ですがVintage の実物は滅多にお目にかかれません。
この1台に出会えただけでも、ここにきた価値はあったかもしれません。
もちろん、試奏はさせてくれませんでしたが、
現在でもテープの製造は行っており、
プログレッシブロックで一斉を風靡したあのサウンドをよみがえらせることは可能です!



以上、New Yorkの楽器店を3店舗回ってきました!

どのお店も、楽器以上に個性を持った店舗で、
中に入るだけでわくわくしてしまいますよね!

また、機会がありましたら、外国の音楽ムーブメントを皆様にお伝えできたらと思います!




 
中古 Vintage Piano (ヴィンテージ ピアノ) 、
Rhodes(ローズ)、Wurlitzer(ウーリッツァー)のことならお任せください。
在庫多数取り揃えております。

レストア、修理、メンテナンス、パーツ販売、買い取り、下取り
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お問い合わせはこちらまで
宮地楽器 エレクトリック ピアノ ガレージ Wurly's!
Tel : 03-5256-8181
Web : 
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この記事は2013.10.20 Sundayに書かれたものです。
こんにちは!
Wurlys's!スタッフの柳田です。

私はただ今、アメリカはニューヨークにて開催されますAES Showのレポートのために、
New Yorkにきております。

AES Show Reportはこちら↓
http://www.miyaji.co.jp/proaudio/AES2013/

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本日も、Vintage Vibeの社長、クリスに変わりまして、
私が皆様を工房ツアーへとご案内いたします!

前編はこちら!
http://miyaji-wurlys.jugem.jp/?eid=333

後編はこちら!
http://miyaji-wurlys.jugem.jp/?eid=334


それでは早速スターとしましょう!



これまで、Vintage Vibe社の社長のクリスに変わりまして、
Vintage Vibe の工房をご案内してきましたが、
彼らには、現在開発中の商品があります!

それが

Vibanet .

Hohner Clavinet を踏襲した、新たなキーボードです。

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こちらがHohner Clavinet の中でも代表的な機種 Clavinet D-6です。
このClavinetと呼ばれる楽器は、鍵盤下に張られたエレキギターの弦のようなものをハンマリングすることで発音するキーボードで、
サウンドは Stevie Wonder の代表曲の一つ Superstition のイントロを含めた全編で使用されているサウンド とご説明するのが一番早いかもしれませんね!
現在でもFunkやPopsなどで欠かすことができないサウンドの一つとなっています。
実機は大変貴重な1台となっており、本物のサウンドを手に入れるためにはとても苦労が必要なサウンドなのです。

Wurly's!のストックはこちら
http://www.miyaji.co.jp/Wurlys/item/item_detail.php?a=800116

貴重だからこそ、彼らは現代にこのサウンドを復活させるべく、開発に臨んでいるのです。

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開発は工房中央のセクションで行われています。

この写真の左手前に見えているのがClavinetの実物のようです。

彼らはこの実機を参考に様々なパーツの採寸とその配置を計算し、制作を進めています。

このVibanetですが、Tine Pianoと同様にすべてがオリジナルパーツで作成されます。
外装はもちろん、
ピックアップ、鍵盤、それを支える土台など、様々なパーツがお互いに関係し合ってバランスが保たれているのはTine Pianoと同様で、
現在はそれぞれのパーツが絶妙なバランスで保たれるよう、パーツの開発に主に時間を使っているようです。

それでは中身をみていきましょう。
ここからは日本初公開です。

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こちらが現在開発中のプロトタイプ。
今年のNAMM SHOWに出店されていたものは内部にClavinetオリジナルのパーツを使用しているものだったようで、
純粋なVintage Vibe社のパーツのみを使用した実機はこれが初めてになります。

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鍵盤は彼がによるオリジナルのもの。
Clavinetの鍵盤と全く同じサイズ、寸法で作成されているため、Clavinetとの代用も可能です。
Clavinetの鍵盤といえば、パーツとしてはとても貴重で、交換パーツが手に入らないことが多々あったのですが、
これでこれからのClavinetの修理も安心となります。

ハンマーチップには、彼らが修理用のパーツとして使用しているものをそのまま装着しています。
これにより、本物のClavinetと近いサウンドを実現できます。

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注目すべきは、この青色のジェル上のパーツ。
これは Yarm(ヤーン)と呼ばれる 響き止めのパーツです。
Clavinet では網目状に編まれた毛糸が使用されており、響きを押さえる作用をしているのですが、
弦の交換の際にその編まれた毛糸を通すことが非常に難しく、時間と手間を取られていました。

今回のVibanetはこのジェル上のパーツに置き換えることで、そのYarmの問題もすっきりと解消。
響き止めとしての作用も全く問題なく、よりストレスがなくクラビ・サウンドを楽しむことができます。

この発想は長年Clavinetを修理してきた工房ならではのものかもしれませんね。
(ちなみにこの青いYarmは挟み込むのではなく、ジェルの上に置かれる形で弦を張るだけなので、メンテナンスが本当に楽になりました。)


肝心の電気部分はというと・・・

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実はまだ空っぽです。
二本存在するピックアップの開発は既に完了しているのですが、
その音を通すプリアンプ部分の開発がまだ途中とのことです。

こちらが開発風景↓

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そのため、サウンドを聴くことができませんでした。。。

非常に残念ですが、今月にはその開発も完了して、プロトタイプの組み立ても完了するとのこと。

サウンドのチェックはそれまでお預けですね!
ちょっと残念ですが、楽しみに待ちましょう!


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ちなみに現在作成しているプロトタイプは二種類。

一つは奥にある、赤色の縁をしたスタンダードモデル。

もう一つは手前にある、トレモロアームを装着したモデルです。

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トレモロアームを装着したモデルの内部はこのようになっており、
アームを上下に動かすことで、弦を止めている部分(ギターでいうところのブリッジです)が軸を中心に回転するように動き、
自在にビブラートをかけることができます。

先日、亡くなられてしまった偉大なキーボーディスト ジョージ・デュークが使用し、
Clavinetにカスタムを施すことで実現した貴重なモデルを再現しようとしているのです!
これもまた、楽しみなネタの一つですね。

彼らは強いこだわりを持った職人ばかりなので、おそらく納得いく1台が出来上がるまでは詳細の発表は皆様にお届けできないのではないかと思いますが・・・
彼らがTine Pianoを完成させたときと同様、私たちにすてきなサウンドを届けてくれることは間違えないのではないでしょうか。
いまからその完成が待ち遠しいです。

ちなみに音は鳴りませんでしたが、鍵盤タッチのチェックだけはしてきました!

鍵盤タッチの感触ですが、
すべて新品のパーツを使用しているため、バネが若干強く、鍵盤に重みと反発を感じました。
ですがこれは新品のバネを使用しているためで、弾いている時間が長くなればなるほど、
プレーヤーの手になじんでいくのではないかと思います。
言い換えれば、
新品のClavinetはこの鍵盤タッチだったのではないでしょうか。

とは言っても、全く違和感を持つこともなく、弾き心地のよい鍵盤でした。
これは、もう既にClavinet同様の鍵盤タッチといっても過言ではないと思います。

期待以上でした。


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今年のNAMM SHOWで発表されてから、続報がなくソワソワしていた方もいらっしゃったのではないでしょうか?
ご安心ください!
しっかりと開発は進んでおり、もうすぐゴールが見えている!

と Vintage Vibe 社のクリスはいっていました!

正式な発表が待ち遠しいですね!


以上で Vintae Vibe工房ツアーは終了となります!

皆様、お楽しみいただけましたでしょうか?


次回はNew Yorkからの最終レポート!
キーボード関係を中心としたニューヨークの楽器店を巡っていきたいと思います!

そちらもお楽しみに!

 



中古 Vintage Piano (ヴィンテージ ピアノ) 、
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この記事は2013.10.19 Saturdayに書かれたものです。
こんにちは!
Wurlys's!スタッフの柳田です。

私はただ今、アメリカはニューヨークにて開催されますAES Showのレポートのために、
New Yorkにきております。

AES Show Reportはこちら↓
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本日も、Vintage Vibeの社長、クリスに変わりまして、
私が皆様を工房ツアーへとご案内いたします!

前編はこちら!
http://miyaji-wurlys.jugem.jp/?eid=333

それでは早速スターとしましょう!

これまでのセクションは、すべて工房の壁に沿うような形で配置されていました。
工房の真ん中には、
Tine Pianoをはじめとした、彼らのオリジナルキーボードを作成するセクションがあります!

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こちらがその全容。
あまりにいろいろなことを行っているセクションなので、一つ一つ説明していきますね。

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まずはこちら↑

トーンジェネレータを作成するセクション。
トーンジェネレータは、タイン部分と土台部分の二つに分かれています。
その二つを組み合わせて、プレス機にかけていきます。

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プレス機にかけてしっかりと固定をして、トーンジェネレータの完成です…といきたいところなのですが、
これで完成ではないのです。

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次のセクションで、音階ごとに長さをそろえて、チューニングスプリングをつけていきます。

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そして、音階にあわせたトーンバーを装着して、
初めてトーンバー全体が完成です。
写真でお伝えするとあっという間ではありますが、
この行程が73鍵盤分あるのですから、1台を作り上げるのに果てしない作業が続いていくことが想像できますよね。

この、トーンバーのお話は後ほどでも出てきます。
覚えていてくださいね!

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トーンバーが完成したら、今度はこの土台へと固定してきます。

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まずはピックアップを固定してから、トーンバーを固定していきます。
この行程は、決められた印にあわせて固定をしていくのですが、
すべて手作業で行っていきます。
そのため、印が付けられているとはいえど、一大1台に微妙な違いが出てくるものです。
実はこの作業による一台一台の違いが、そのままサウンドの違いとなっていきます。
Tine Pianoが一台ずつ個性が違う要因はここにあるのかもしれませんね。

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そして、くみ上げられた部分とハンマーアクションをドッキングしていきます。

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ドッキングしていく作業は奥の部屋で行います。
ここは木工加工のセクションでもあるのですが、ここで鍵盤とハンマーアクション、ピックアップ部分の組み立てを行っていくのです。
残念ながらこの日はTine Pianoの組み立ては行っていなかったのですが、
代わりにRhodesの木材部分の加工と修理を行っていました。

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現在行っているRhodesのカスタムはMIDIキットを取り付ける作業のようなのですが、
話を伺っていると、「Tine PianoにMIDIを積むための試作としてRhodesにカスタムを施している」とのこと!
MIDIoutができるTine Pianoの登場ももうすぐのようです。
お楽しみください!

それではツアーに戻りましょう!

このセクションでは細かな木工加工を行っているとのこと。
では、Tine Pianoのベースなどで使われている木材の加工などはどこで行っているのか?
そんなことを考えていると、クリスが上の階へと案内してくれました。

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上の階にはとても大きな木工加工場が!
クリスに伺うと
この場所は家具の木材加工をしている別な会社で、この会社の友人にTine Pianoの大きな木工加工をお願いしている
とのこと!
この家具の木工加工屋さんのおかげで、限定発売をしているWood BaseのTine Pianoや
仕様が変わった鍵盤の手触りなど、更なる進化を遂げることができた!
とクリスは嬉しそうに話してくれました。
その表情が何よりも喜んでいたのをみて、またエレクトリックピアノへの情熱を感じることができました。

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こうしてくみ上げられたピアノは、最後にサウンドの調整へと入ります。
ここでサウンドをチェックしているアンプはFender Hot Rod Delux。

サウンドセッティングとチューニング、鍵盤アクションの最終チェックなどを行うセクションですが、
ここでとてつもなく果てしない作業が待っています。

先ほど、はじめの方のセクションでご紹介したトーンバーの組み立ての部分。
実はくみ上げて、音を鳴らしてみるまで、本当に正常に音が鳴るのかがわからないため、ここで初めてチャックがなされるのです。
中にはプレス機にかけた際にうまくはまらず、音が長くのびてくれないものもあります。
そのようなタインは交換をしていくのですが、
実は1台につき10〜15本ほどは交換をしなければならないとのこと。
しかも、しっかりと音色のバランスを整えるために、
他のセクションの作業の音で気が散らないよう、わざわざ別室に分けて作業にあたります。

Tine Piano制作の行程の中で、一番の時間と体力を注ぎ、作業を行うのがこのセクション何だ

とクリスは話してくれました。

やはり、最後ので音の部分が何よりも大切です。
その部分に一番の労力を注ぎ、なおかつ完璧に仕上げなければならない。
情熱だけではなく、技術力と忍耐力も必要になってきますよね。

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このような作業工程を経て、ついに1台が完成されます。
何とも「手作業」と一言でいってしまうと簡単に思えてしまいますが、
これだけのセクションと時間、そして情熱をかけて作業をされているのを目の当たりにすると、
店頭でTine Pianoを試奏できるWurly's!がとても幸せに感じてきました。
彼らとともにエレクトリックピアノを支えていける存在になれるよう、これからも努力を続けて参ります。
皆様、今後とよろしくお願いいたします。


と、締めの挨拶をしたくなってしまうほど感動してしまったのですが、
前編・後編でお伝えしましたVintage Vibe 工房ツアーですが、
彼らがとても詳しくお話ししてくれたおかげで、実は番外編もご用意しております。

皆様気になっている Vibanet の制作状況とその全貌を見せてもらいました!

その様子はまた後ほど!

次回もVintage Vibeの工房へとご案内いたしますのでお楽しみください!


 



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この記事は2013.10.18 Fridayに書かれたものです。
こんにちは!
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私はただ今、アメリカはニューヨークにて開催されますAES Showのレポートのために、
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出発前の「夏を思わせるような陽気」とはうって変わって、紅葉が始まっているような秋の風が吹いているNew Yorkです。

今回のNew York訪問には、実はもう一つの理由があります。
New Yorkから車で2時間弱ほど走らせたある場所へ訪問してきました。

その場所とはこちら!

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ニュージャージー州はロッカウェイにありますVintage Vibeの工房へお邪魔いたしました!
実は約2年ほど前に工場が移転し、移転してからは日本初公開となります!

本日は、社長のクリスに変わりまして、Wurly's!店長の私がVintage Vibeの工房をご案内いたします。
それでは、私と共に工房ツアーへと出かけましょう。


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まず入り口を入ってすぐに見えてくるのが、たくさんのパーツが収納されたラックです。
この場所は主にRhodesのパーツをストックしております。
クリス氏の話によると、この数は所有しているパーツの本の一部だとのこと。。。
このパーツの数には圧巻です。



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さらに奥に進んでいくと、こちらにはWurlitzerのパーツが収納されているコーナーが!
こちらも数に圧倒されてしまいました。



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そしてその隣にはVintage Vibe Tine Pianoのパーツが!
Vintage Vibe Tine Pianoは トーンバー、タイン、ピックアップなど、サウンドを司る部分を
自ら作成しているオリジナルのパーツを使用しています。
そこにはRhodesピアノへのリスペクトを持ちながらも、
またそれとは異なった、ベストなサウンドを追い求めた中でたどり着いた結論なのです。
そんな彼らの強い意志とこだわりを感じることができるコーナーでした。




元々、Vintage Vibe社はRhodesやWurlitzerをはじめとしたピアノの修理を行っていた工房です。
そして、その修理を行っている現場も案内してくれました。

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こちらは電気部分を修理するセクション。
こちらの写真はWurlitzer 200A。
この場所でエレクトリックピアノの電気系統の修理と、パーツとしてのプリアンプやパワーアンプの作成を行っています。
さらに、この場所でTine Pianoのプリアンプも制作されています。
すべてのエレピの心臓部分ともいえる箇所を担っているセクションです。

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こちらではClavinet D-6の修理...ではないようですね。
次回に登場しますが、Vintage Vibe社がただいま開発しているVibanetの制作過程の一部のようです!
こちらの話は後ほど。。。

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こちらでは、現在では珍しいアンプとなった
Rhodes Satellite Speakerの修理です。


さらに彼らは、自分たちで修理やカスタムをしたピアノを見せてくれました。

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こちらが彼らの自信作、Fender Rhodes Stage 73keys です。
こちらは1973年の1台なのですが、
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中はFender Rhodes と Vintage Vibe Tine Piano のパーツが融合されています。
まさに両者の長所をそのまま取り入れている1台です。

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さらにその奥には、これから手を付けていくFender Rhodes Silver Topの姿も!
これがどのような姿へ変わっていくのか、楽しみですよね。



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彼らが見せてくれたピアノはこれだけではありませんでした。
完璧にチューニングされたRhodes Stage Mark1や
Fender Rhodes Suitcase 88keys をステージピアノのように使用できるようにカスタムされたピアノなど、
数多くのピアノを見せてくれました。
どれもすばらしいコンディションのものばかりです。



Rhodes だけではありません。

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彼らによってカスタムされたWurlitzerのスモールモデルにも出会うことができました。
こちらは、元々は学校の音楽の授業で使用されていたモデルを、彼らが独自にカスタムし、
一つの楽器として生まれ変わらせた1台なのです。

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こちらにはその制作途中のものも見つけることができました。

そして、こちらのWurlitzer のミニモデルは 近日Wurly's!にも登場する…かも?(笑)
このWurlitzerとWurly's!の続報は近日公開します!
お楽しみに!

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こんなにもたくさんのエレピの中にも、1台1台に彼らの情熱とこだわりを感じることができます。
そして何よりも、彼らがエレクトリックピアノのことを心から愛していることが伝わってきました。

本日の工房ツアーはここまで!

次回はついに
Tine Pianoの製造過程をご案内いたします。
近日公開いたしますのでご期待ください!



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この記事は2013.10.15 Tuesdayに書かれたものです。

みなさん、こんにちは。
新しいエフェクターのご案内です。
Rhodesピアノに使用するエフェクターといえば、Small StoneMXR Phase90BOSS CE-1などの広がり効果系が定番です。最近では音にパンチをということでxoticeffects EP-boosterが威力を発揮しています。

その他何かあるかな?と考えました…
Dyno-my-piano  Pro EQなどに代表される80、そのようなサウンド感を作り出すエフェクターはあるのでしょうか?
普通のイコライザーやコンプですと、ちょっと物足りない気がします。
         それではということで、作ってみました。

d_1.JPG
Rhodesエレピ専用エフェクター DYNOSAUR (ダイノソー)

調節ノブは、BASS / SPARKLE / BALANCE です。
BASSは低音のブースト。本来Stage PianoについているBASSとは違った感じで低音が載ってきます。
SPARKLEは金属を叩いたようなサウンドの量調整です。このエフェクターの特徴のキラキラ音の量を調整します。
BALANCEは、原音とエフェクト音のミックスバランスではありません。BASS/SPARKLE調整を経由しているエフェクト系列と、調整のない弱めエフェクト系列のバランスです。
 →つまり、BALANCEを右に回していくとエフェクト効果 (BASS/SPARKLE) が強くなります。(一番左のノブ設定でもエフェクトはかかります。)
ON - LEDが点灯し、エフェクトがかかります。OFF - バイパスです。


どういうエフェクターなのかといわれると難しいところです。Touch-EQ? Over Tone EQ ? EQ-Booster? 判りません。
面白い所は、Rhodesピアノの打鍵の強さによりSPARKLEサウンドの出方が違ってきます。SPARKLE / BASSの調節具合により低音が、ベースギターの弦の響きのようなサウンドになったりもします。具体的なサウンド感は、みなさまがご使用されているRhodesピアノのサウンドの特性との相性もありますので、説明が難しいところではありますが、
店頭にてぜひお試しいただきたいと思います。
デジタルのエレピ・モデリングのキーボードへの使用効果も店頭でご確認下さい。
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GreenGrayの2色を用意しました。(エフェクト効果は同じです)

電源は、付属の専用電源アダプターでの供給になります。
ハンドメイドエフェクターなので、外装はそれなりになります。大量生産もできませんので、少しお待ち頂く事もありますが、予めご了承ください。

まずは、Wurly's! Club会員様への先行販売とさせて頂きます。
尚、この機会にご入会頂けるお客様も大歓迎です。

《 Wurly's! Club会員になると…》
1.各種取扱いパーツのご購入が可能
 →原則会員様のみに販売させて頂いております。

2.当店主催イベントへの優先参加
 →抽選参加の場合、優先的にご参加頂けます。

3.セール、イベント、新商品入荷情報等の先行案内送付
 →お手紙にてセール等のお知らせをウェブ発表より先に送らせて頂きます。
 




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この記事は2013.10.02 Wednesdayに書かれたものです。
こんにちは〜Wurly's!スタッフのTammyです

今日は9/23(月・祝)に行われた【アドリブのイロハ!】セミナー
第五講「JAZZフレーズのイロハ!(上級)」

のレポートをお送りします


※同日に行われた第二講「JAZZフレーズのイロハ!(初級)」のレポートは、下記よりご確認下さい。
http://miyaji-wurlys.jugem.jp/?eid=327



前回に引き続き、講師は別所和洋氏です



今回は初級で解説した項目0〜4の内容は省き、項目5以降を解説していきます。

早速、ビバップフレーズから解説開始
しりとりのように切れ目なく展開していくためのコツを学んでいきます。



配布された資料の楽譜を見ながら、ターゲットノートとアプローチノートを割り出し、
どうフレージングされているかを確認。徐々に音数を増やして繰り返し弾いていきます。

今回は参加者の方々にもその場でクロマチックスケールでのアドリブのフレーズを作って頂き、
お一人ずつのフレーズを皆でシェア・分析しました





ブロックコードでは、リチャード・ティーやレッド・ガーランドのフレーズを参考材料として取り上げ、
ブルーノートの入れ方や、左手のバッキングとの関わりを学んでいきます。

アッパーストラクチャートライアドでは、右手のテンションコード使用について解説
まとまったテンションを弾くと、サウンドもまとまった感じに聞こえてきてGOODでした。



アウトフレーズは「自由と責任」がある演奏になるので、「自分の演奏を見失わない」ために
整合性をしっかり持って演奏する事を学びます。

半音上を駆け上がっていくパターンや、全音ずつ下降していくパターンなどを
帰結する音に向かって上手にアウトする手癖なども伝授



JAZZのアドリブ上級セミナーではありますが、重要な部分にはきちんと時間を割いて解説して
下さったので、上級者の方は自分が理解している部分としていない部分の区別がつき、
参加型でもあったため、要所要所で質問なども出来て参加しやすかったようでした

最後に別所氏から「あとは練習あるのみ。頑張って下さい」とのお言葉で、セミナーは無事終了
ご参加頂いた皆様、誠にありがとうございました


今後も続々と講座を開催予定
詳細は近日発表致します。


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