モジュラーフェスティバルは今年、京都でも開催され関西のモジュラーシンセファンも一挙に会場に集まりました!
Wurly’s!もモジュラー担当が単身京都の旅をしてきました。
東京より京都の旅のはじまりです。
私はのぞみといえば700系よりも300系世代です 笑
京都にくるのは中学校の修学旅行依頼でした。
京都駅くらいだとエスカレーターの並び位置がまちまちでどちらに従えばいいのか悩みます。
KYOTO FESTIVAL of MODULAR 2015会場はこちらのビルの地下にあります。
BUZZ HALLの案内板、よこの看板に誘惑されつつの会場入りです。
イベント準備前に京都感を味わおうとラーメン屋さんで頼んだ九条ねぎラーメンのネギの盛られが凄かったです 笑
Wurly’s!ブースの様子です!
一人での出展のため六本木よりはコンパクトな展示となりましたが、Pittsburgh ModularのRichard Nicol氏から託されたPittsburghフラッグとWurly’s!フラッグを掲げ多くの来場された方に足を止めていただきました。
隣のブースではBefacoのDIYキットワークショップが行われていました。
ワークショップコーナーを覗いてみると知人が参加していました。
普段ハンダ付け等をする事がなく苦戦していたので時折手を貸すこともありました 笑
そのBefacoの展示内容がこちらです。
多くのラインナップがありますがほとんどがDIYキットでの販売となっており、Wulry’s!でも完成品として販売しているのはBF-22のデュアルフィルターのみとなっています。
今後完成品として販売されるモジュールが増えるのが楽しみです。
会場では終始照明がついておりアットホームな雰囲気のなかディープな内容のイベントのギャップが印象的でした。
RolandブースではAIRAのモジュラーとSYSTEM-500が展示されていました。
ipadを使用したデモなどが行われておりこちらも発売が待ち遠しいです。
六本木では1日しか展示していなかったMakeNoiseは京都では両日とも参加されていました。
六本木とは展示内容が変わっていた4msブースです。
SPECTRALL MULTIBAND RESONATORとDUAL LLPING DELAYの他多くの新作モジュールが展示されていました。
福産起業ブースではオリジナルモンスターケースの存在感が大きかったです。
大阪のシンセブランドReonブースではMOOG IIICのクローンが堂々と展示されていました。
宮地楽器でDAWセミナーの講師をしていただいているマリモレコーズの江夏氏によるdorift Boxのデモを行っていました。
会場受付では来場者に配られるJFOMバッジでJFOM状に並べられお客様を受け付けていました 笑
京都での目玉のひとつ、ビンテージモジュラーシンセ展示コーナーです。
まずはMoog IIIPです。ポータブルタイプのMoogモジュラーはIIICより珍しいのではないでしょうか?
手前にある鍵盤はRoland SYSTEM 100Mシリーズの4ポリフォニックが可能なCV/Gateキーボードです。
もはや語ることはないでしょう、SCIのProphet-5です。
DSIのProphet-6も発売が近づいているようで国内での流通開始も近いのではないでしょうか?
Roland System-700のフルセットは壮観です。
手前にはMC-8も配置されています。
今回のビンテージ物のなかで一番珍しいと思われるArp 2500です。
あまりに巨大なシステムのため手前に置かれているEMS Synthi AKSが小さく見えます 笑
Synthiと並んだ2500のスライダーがマトリクスピンなのではと錯覚してしまいました。
ビンテージではありませんがMoog/Arpに負けない貫禄を放つAnalogue SystemsのRS-8500のフルセットです。
Moog IIICです、モジュラーシンセといえばこちらを連想する方も多いのではないでしょうか?
KORG PS-3100とMS-20です、MS-20をMiniと見間違えてしまうほどの巨大なシンセです。
これらの展示物はイベント中に行われたデモで実際に音を体験できました。
自然界のカオス理論等をプログラム化したモジュールを販売しているnonlinearcircuitsの参考展示されていたとてもアナログなシンセ(?)です。
CVにより各弦に設置されたモーターとミュートで発音をコントロールしているユニークな機材でした。
おなじくnonlinearcircuitsのSynthi Aとモジュールによるデモセットです。
フタ側にモジュールを敷き詰めマトリックスボードに信号を直接流していました。
楽器好きの家具を作られている方が端材で作られたモジュラー用のケースやサイドウッド等が展示されていました。
個人的はタカチのFZRシリーズを使ったマウントケースの設計がスマートだと思いました。
東京・京都両方でライブをされていたRussell Haswell氏のライブシステムです。
両会場ともにライブは大盛り上がりでした。
以上京都のモジュラーフェスティバルの様子でした!
関西でのプレーヤーの方々のミニライブも行われ東京とはまた違った盛り上がりをみせていました。
担当:wak
- 2015.05.30 Saturday
- Modular Synth