スタッフブログ

若旦那の【モジュラーレシピ!】3

  

第三回!!

今回はミキサーとオシレーターを組み合わせた繋ぎ方です。


画像はPittsburgh ModularのMix MultWaveformsを使っていますが必要数のチャンネルがあるユニティゲインのミキサーモジュールとCVインがあるオシレーターであればなんでもいいです。

大体のオシレーターモジュールにはV/OctのCV入力が一つしかありません。
そこにSEQでフレーズを奏でつつLFOでビブラートを掛けてさらにEnvを掛けたい…
という時にミキサーモジュールの出番です。

モジュラーシンセのミキサーモジュールは音をまとめる用途以外にCVを混ぜる時にも使います。
フレーズを鳴らすCVは減衰されては困るので1チャンネル目のツマミは右に上げきった状態で
2チャンネル目のツマミを徐々にあげていきビブラートの深さを決め、3チャンネル目でEnvの深さを決めピッチエンベロープの掛かりを調整します。

画像の赤いラインにはSEQ,LFO,Envと書いていますが実際に繋ぐCVはなんでもいいのです。
FMをかけてピッチエンベロープをかける等、複数のCVソースを一箇所に入力したい時にはミキサーモジュールで束ねればモジュレーションをかけ放題です。

8Step SEQのクロックを分岐しておいてディバイダーに入力し、1/8の出力をミキサーでSEQのCVと混ぜればSEQが一周回る毎にトランスポーズなんてこともできます。

ミキサー大事です。

wak
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Synthrotekの3U Eurorack Brackets Kitsを組み立てる。

 

Synthrotek 3U Eurorack Brackets Kitsの取り扱いを開始し、展示用に1セット組み立ててたのでせっかくなので作り方を説明します。


販売パッケージは袋に部品が詰められた状態です。


パッケージ内の部品全てです。
モジュールマウント用のM2.5ネジもついています。
一般的にモジュールに付属しているネジはM3なのでマウントネジを無くさないように大事に保管しましょう。


早速組み立てましょう。
レールとラック耳を固定するネジ穴は、ネジ溝が切られていない凸のような形の穴にネジ自体で溝を切っていきます。
握りやすいグリップのちゃんとサイズが合っているドライバーで締めてください。


ラック耳を挟むのを忘れずに締めていきます。
ここでネジを完全に締め切らずレールとの隙間が無くなる程度に締めてください。


両耳をつける前にスクウェアナットを入れ忘れないように注意です。
20ペア同梱されているので上下のレールに20個づついれます。


上の溝にスクウェアナットを入れた状態です。
レールだけの状態でいれてもいいですが勢い余って向こう側から滑り落とすと大変なので片耳つけてからがおすすめです。


ちっちゃいナットを入れていくので爪楊枝などの細い棒があると捗ります。


今度はスクウェアナットを入れていないレールだけの側面写真です。
画像ではわかりにくいかもしれませんが上のナット用溝の左側がレール切断時のバリですこし塞がっているのがわかるでしょうか?


そんな時はカッターで簡単に削れるので穴をキレイに整えましょう。


そして反対側のラック耳を取り付けて完成です。
画像のように垂直方向の溝が上下とも内側に向くのが正解です。
反対にするとモジュールがマウントできないので注意です。

組み立て終わった後は実際にモジュールもしくはブランクパネル等を両端にマウントしてレールの並行をだして耳固定用のネジをシッカリ締めます。

これをラックケースにマウントして電源モジュールをいれればユーロラックを初める準備完了です。

フレームのみの販売なのでHappy Ending Kitの拡張用としてもいいと思います。
(ネジの太さが違いますが…)

Wak




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NAMM2016でのモジュラーシンセ情報


"National Association of Music Merchants"
NAMM は国際的な音響機器の祭典であり、毎年1月下旬に開催される世界最大の楽器ショーでもあります。招待されたメーカーや楽器店、アーティストやメディアのみ が入場出来るイベントで、広大な会場でレコーディング機器や楽器の展示が行われたり、夜間には有名アーティストのライブなども開催されます。
昨年に引き続き、宮地楽器スタッフもアナハイムへ向かい現地からレポートが送られてきました。

紹介するのは年々展示規模が拡大されていくモジュラーシンセ!!


モジュラー村を巡回して展示されていたものをご紹介します。


Pittsuburgh Modularの新ケースSTRUCTUREシリーズ!!

Noise Engineeringはコンパクトオシレーターとリズムクロスフェーダ・アレンジャーが登場です!!


Intellijelは新モジュール3種と噂のニューケースが!


上記記事に書ききれなかったNammショー前に発表され話題となったPittsburgh ModularのLifeFormシリーズ!!


48HPというPittsburgh史上最大のサイズのSynth VoiceモジュールSV-1です

ミニフォンのMIDIインプットも備えCV/Gate以外でのコントロールが可能なモノシンセのSV-1は

2VCO,1VCF(マルチモード),1VCA,1ADSR,1LFOとシンセサイザーに必要な要素はあらかた備わっており各CVの信号をパッチングできるようになっています。

予め内部で基本的な信号の流れは結線されているため煩雑なパッチングをしなくてもシンセとして鳴らすことができます。

S&Hとノイズも装備しています。

MIDI部分はコンバーターモジュールのMIDI 3を基本としながらGlideとLFOが追加されています。

VCAの後にOutputsセクションがありヘッドフォンアウトがついているのが気が利いていますね。



タッチキーボードのKB-1はピッチCVとGateだけではなくプレッシャーもCVとして出力するのでアフタータッチ的な音色コントロールが可能です。VCFに繋げば鍵盤部を押し込んでフィルターを開くことができます。


Presetセクションは4つのツマミで設定されたCVをタッチ切り替えて任意のCVを出力できます。

4ステップのSEQとしても機能します。

鍵盤部分にもSEQ機能があり最大64ステップのSEQを打ち込むことが可能です。

アルペジエーター機能も備えていて1〜3オクターブの範囲を設定することができます。

MIDI 3のアルペジエーター部分と似た使用じゃないかと思われます。




宮地楽器神田店では「リアルタイム現地レポート!」、豪華景品が当たるメルマガ連動企画「NAMMくじ」、店頭限定でご購入金額に応じてもらえるお得な「ギフトチケットプレゼント」&「20回まで金利0%キャンペーン」。
オンラインショップでは「ポイント2倍」の5大企画をお送り中なのでお見逃しなく!!

Wak
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若旦那の【モジュラーレシピ!】2

 
2つのモジュールを組み合わせてどんなことができるかのパッチング例を紹介するシリーズ
「モジュラーレシピ」第二弾!!

企画の段階で「2つって無理があると思うんですけど…」と言ったら
「大丈夫!!できる!できる!」と言われましたが案の定思いつかなくてたいへんです。
そんな中ひねり出した今回のパッチングがこちら。



使用したモジュールはヤンディバイダーことクロックディバイダーのX-Fade Modular CLM-1とミキサーモジュールのSynthrotek MST 4-Channel Audio / CV Mixerの2つです。

出力がGateのディバイダーとDCカップリングのミキサーさえあれば使うモジュールはなんでもいいです。
画像では何かしらのクロック信号をディバイダーへ入力し1/2,1/16,1/32,1/128の出力をミキサーの各チャンネルに入力して、各アッテネーターを調整することでディバイダーでSEQのようなCVを作り出します。

このCVをVCOにいれれば音程が変わりフレーズとなり
VCFのCVインにいれればカットオフがペコペコ変わり
CV入力の付いたADSRにいれれば発音の度にディケイタイム等を変化させることができ
VCAのCVインに入力してシグナルインにEnvを入力し、その出力を異なるVCAのCVインに入れればEnvのレベルを変化させて音量にアクセントをつけたりと使いみちは様々です。
チャンネル数の多いミキサーを使えばさらにディバイダーの出力を足すこともできます。


クロックディバイダーって本当にいいものですね。
それではまた次回モジュラーレシピをお楽しみに。
さよなら、さよなら、さよなら。

Wak
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若旦那の【モジュラーレシピ!】


2つのモジュールを組み合わせてどんなことができるかのパッチング例を紹介する新シリーズ
「モジュラーレシピ」
動画・音声レスの文字と画像のみでパッチング例を紹介していこうと思います。

今回使用する材料モジュールはIntellijel Dixie IIDr.Octature IIの2つのオシレーター(VCO)です。

Dr.Octature IIからオーディオをアウトさせます。
Dixie IIの出力をDr.Octature IIの1V/Octインへ入力してFMを掛けます。
それだけだとDixie IIをモジュレーターとしたFMになりますが、Dr.Octature IIの空いている出力をDixie IIの1V/Octインに入れてモジュレーターのモジュレーターとしてDr.Octature IIを使用します。

オーディオをアウトしているDr.Octature IIはモジュレーターでもありキャリアにもなるため、2つのオシレーターが互いにFMを掛け合うことで僅かなピッチの変化が音色へ大きく影響を与えます。
二つのピッチの設定によってノイズのような音やゴワー、シュゴゴゴゴーみたいな音になります。

組み合わせる波形を変えたり、1V/OctではなくFMインに接続したり、
Dr.Octature IIの空いているアウトをFMインにフィードバックさせてノコギリ波にしたり、Dixie IIのSync Inにも刺してみたりと開いてるジャックを色々繋ぐだけで音が派手に変わったり地味になったりします。
ぜひみなさんご家庭にあるオシレーターで色々お試しください。

一回こっきりのシリーズにならないよう精進します。


Wak

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Modular Wonderland 2 !!

 

およそ半年ぶりのWurly's!主催のモジュラーシンセイベント。
「 Modular Wonderland 2」が2015.10.18に宮地楽器 Zippal Hallで開催されました。

当日はたくさんのご来場まことにありがとうございました。
今回はライブオンリーのイベントとなり5組のアーティストに演奏していただきました。
演奏中はモジュラーシンセを使用するVJが幻想的かつサイケデリックな映像を楽しませてくれました。

イベント当日のダイジェスト動画がコチラです。


当日の出演者の機材画像を紹介します。


ライブ中にステージ中央に設置されたスクリーンで数々の映像美を見せてくれた
Ethan Drown Hurlburtのセットです。
LZXとDave Jones Designのビデオ系モジュールを中心に組まれたシステムは自作の電源付きケースにマウントされています。
モジュラーだけではなくVJミキサーや会場に設置したカメラのリアルタイム映像を駆使してアーティスト毎に異なった雰囲気を醸しだしてくれました。
PAよりライブ中の音を送り音と映像がリンクするシーンもありました。


トップバッターのisei ben氏のセットです。
幾重に重ねられた音の壁の裏で鳴るガムランのような金属音が印象的でした。
Makenoise,4msの最新モジュールやmodcanのタッチパネルSEQ等が目を引く豪華なシステムです。


当店でも販売中のブランド「Hikari INSTRUMENTS」のモジュールを製作しているpikamachiさんのセットです。
最初は陽気でリズミカルな雰囲気からオリジナルの傾きによりCVを出力するコントローラー「pendulum」を駆使した怪しげな奏法で観客の目を惹きつけました。
自身で使うために作られたオリジナルモジュールと元々はミキサーだったものを改造したモジュール用ケース等個性あふれるシステムでした。



「X-Fade Modular」の製作者Kaz_x氏のセットです。
ミキサーケースにマウントされた12UのシステムとPittsburgh Modular Cell90を使った一人あたりの使用モジュールが最多の演奏でした。
近日発売予定の4HPの小型SEQモジュールや自身用に作られたアッテネーター付きマルチプル等もマウントされています。
12Uのメインセットは上2段にはSEQとEnvの音が出ない系モジュールがビッシリとマウントされ、音は下段とCell 90から鳴っていました。
モジュラーシンセらしいライブで音と映像のコンビネーションが印象的でした。


電子海面の深澤氏のシステムです。
いかにトリガーをモジュレーションするかにこだわり続けておりG8,QCD,SCM,Triggerman,Math,double andore,Game System等を駆使したリズミカルな演奏をされていました。
会場ではサンレコ11月号でのモジュラー特集を見たというお客様に声を掛けられるシーンもありました。


電子海面の中山師匠のシステムです。
モジュラーシンセと一緒に自身で改造されたDark Energyとサイドウッドを取り付けたSQ-1など駆使しつつElements,DPO,tELHARMONIC,Shapeshifterから様々なサウンドを出していました。
演奏中は笑顔もこぼれとても素晴らしい演奏をしていただきました。


電子海面の音の支配者、永井氏のミックス画面です。
二人のモジュラーシンセの音をミックスし、リアルタイムにコンプを掛けたりイコライジングを行い会場を音で包みました。

電子海面としての演奏はおよそ半年ぶりということでしたが、三位一体のまとまりのある演奏で観客を引き込むすばらしい演奏でした。



イベントのトリを務めていただいたMasaaki Enatsu氏のセットです。
黒いケースはお知り合いの家具職人に頼んでオーダーメイドのプロトタイプのケースです。
コンパクトなケースにはキャラクターが違うオシレーターのDNA Symbiotic WavesとZ-3000mk2がマウントされスペーシーなサウンドを出し、イントロではDoepferのケースに入っているTalking Synthが活躍していました。
Beat Stepと同期させたRhythm Wolfから出る大音量で鳴らしたキックは存在感バツグンでした。


今回は合計五組に演奏をしてもらいましたが皆違った雰囲気の演奏を披露されとても素晴らしい内容でした。
あまり頻繁に開催ができていませんが、観客としてだけでなく我こそは!という出演者希望の方も大歓迎です。

モジュラーシンセのライブはその瞬間でしか聞けない音、その場所でしか聞けない音があります、時期は未定ですが次回開催の際は是非会場にてモジュラーシンセの音を体験してください。

Wak

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MODULAR WONDERLAND 2 開催

 


MODULAR
WONDERLAND2開催!

宮地楽器Wurly's!が企画する『モジュラーフリークの為のモジュラーライブ!』第二弾。
開催日程が決定致しました。

日本のモジュラーシーンを牽引するプレイヤーによるノイズ/アンビエント/ビートなど
多彩なジャンルのライブを展開予定!アーティスト5名(ユニット)が出演します。

各プレイヤーのモジュールセット内容が見れたり、
オーディエンススペースは『電子海面』ブースが設置され、
パッチング&パフォーマンスアクトを間近で見ることができます。

【Modular Wonderland 2】
日程:10月18日(日)
場所:宮地楽器神田店2F Zippal Hall
(http://www.miyaji.co.jp/zippalhall/access.php)

時間:open17:30 start18:00
チケット代:前売 1,500円(税込み)、当日 2,000円(税込)

出演者:Isei Ben/pikamachi/Kaz_x/電子海面/Masaaki Enatsu (ebee#1)


<Time Table>
17:30 OPEN
18:00 START
isei ben
18:30
pikamachi
19:00 Kaz_x
19:30 電子海面
20:00 Masaaki Enatsu (ebee#1) 
21:00 CLOSE


お申し込みはこちら↓↓↓

MODULAR WONDERLAND チケット申込フォー



【Artist profile】

 isei ben(電波遣い)
音を生成する過程に興味があります。電気信号は可聴域に達すると音として認識されますが、そうでない信号(主に低周波)は唸周波と呼ばれ波形や電圧に変化を与えます。電波遣いとは、この単純なふたつの要素の操作人です。

 pikamachi
バンド活動の傍ら、2005年から自作電子楽器を使った即興演奏活動を開始。2014年から自分用のEurorackモジュラーシンセケースの自作をきっ かけに、モジュラーシンセメーカーHIKARI INSTRUMENTSを開始。現在は主にカスタムメイドのケースやモジュールを製作、販売。
製品としてはサークル型のデザインに拘ったシーケンサーモジュール「Hikari Analog Sequencer」やサイン波に特化したコンパクトなデジタルオシレーターモジュール「SINE」等を発表。2014年からTokyo Festival of Modularに出展するなど、ライブと作品作り両方で精力的に活動中。

 Kaz_x
80年代後期からシンセサイザーに携わる各種業務を開始。
以降、作編曲・作詞/アレンジ/音響効果/音声監督等の業務で活動中。
2013年からは本名からKaz_x名義での活動を開始。
2015年X-Fade Modularを立ち上げユーロラックモジュールを開発・販売中。

 電子海面
電子海面は2010年、モジュラーシンセによるインプロビゼイション・パフォーマンスを行う電子音楽ユニットとして中山信彦と深澤秀行がスタート、その後2011年より第3のメンバーであるエンジニア永井はじめが加入し現在の形態に至る。
シンセサイザーは長い間鍵盤という付属機器に縛られ、既存の音楽形態の枠や商業的利便性に抑圧され本来の持つポテンシャルを封印されていた。そこで私たち はモジュラーシンセという形態に着目し、シンセサイザー本来の持つダイナミックかつ自由奔放な可能性を解放し、新しい音楽表現を模索することを始めた。電 子海面のスタイルは2人のモジュラーパフォーマーとそれを空間に配置デザインする音響エンジニアの織りなす一夜かぎり、予測不可能な即興アートを目指している。

 Masaaki Enatsu (ebee#1)
音楽家、DJ、プロデューサー。エレクトロユニットFILTER KYODAIやXILICONのメンバーとして活動する一方、Charisma.comやサカモト教授などのプロデュース、エンジニアなども手掛ける。 DJ TAKASHIRO名義ではBLAZE、ULTRANATE、UrbanSoul、元気ロケッツなどのリミックスやプログラミングを 担当。また株式会社マリモレコーズの代表として、CM他、多方面の音楽制作も行う。自他ともに認めるシンセサイザー好きで、ビンテージ、アナログシンセは もとより、モジュラーシンセを使った制作、ライブなども積極的に行っている。


宮地楽器 エレクトリック ピアノ ガレージ Wurly's!
Tel : 03-5256-8181



Pittsburgh Waveformsの波形

Pittsburgh ModularのオシレーターWaveformsの商品説明を追記しました。

></a><div><br></div><div>先代のVCOモジュールの<a href=Oscillatorよりツマミは小さく、幅は2HP大きくなっていますが天下のDoepfer A-110と同じ10HPなのでOSCとしてはスタンダードなサイズだと思います。

Waveformsには一般的なサイン波・三角波・ノコギリ波・矩形波だけでなく1オクターブ下の矩形波が出力されるサブオシレーターとBLADEという独自の波形出力があります。

BLADEと言われても銃社会のアメリカ生まれのモジュールが一体どんな刀を想像しているのか汲み取れないので、オシロスコープに繋いで実際の波形を動画で見てみましょう。

オシレーターの出力を直でミキサーに入れて撮ったせいでビシュビシュなっていますが、実際はもっとクリーンに鳴ります、音は参考程度に思ってください。

BLADEの波形はPWとBLADE CV・BLADE INという3点のパラメーターで音色が決まります。
動画ではPWをマニュアルコントロールした後に外部LFOの三角波のPWMアッテネーターを上げてています。
その後にBLADE CVにも同じLFOの三角波を入力してアッテネーターをあげ最終的にPWMとBLADE CVを同時にかけてわちゃわちゃさせいます。

PWはマニュアルコントロールがセンター位置でノコギリ波のような波形になり左右にふることで片方の山が変化していきます。
BLADE CVは外部CVによって二つの山が上下にジグザグしていき、CVが大きくなると波形の頭がクリップして平らになります。

最近のオシレーターモジュールは基本波形以外の波形を持つものも多々あるのでそういったモジュールを組み合わせるとよりバリエーション豊かな音作りができて楽しいと思います。

Wak


モジュラーをエフェクターとして使おう。

 今日はモジュラーシンセをシンセではなくエフェクターとして使う方法を紹介します。

無数に空いたモジュラーシンセのジャックはCVが流れていて電圧がどうちゃらこうちゃら…
という説明を見て「つなぎ方によっては壊れるんじゃないか?」と怯えることでしょう。
大丈夫です!表のミニフォンジャックをどう繋いでも壊れることはありません!!
極端な話inとinを繋いだっていいんです、作り手が想定していない使い方なのでどういう挙動になるかは試してみないとわかりませんが思うがままにつないで結果がよければそれでいいと思います。

音声信号の入力にモジュラーシンセ以外の音を入力したってもちろんいいんです。
音もまた電気信号なのでギターをつっこんでもいいし、iPh◯neを繋いで普段聞いてる音楽にフィルターを掛ける遊びだってやりたい放題です。
モジュラーシンセの音声信号レベルはすごく大きいので、モジュラー以外を繋ぐ時はプリアンプ等で増幅してあげるとより使いやすいと思います。

Pittsburgh Modular Simple Systemを使ってトレモロとして使った動画がこちらです。


音源はなんでもよかったので手軽なKorg Volca Sampleを使って動画を撮影しました。
プラグのサイズと十分な音量さえ稼げればギターでもベースでもエレピでもオッケーです。


動画では最終アウトを繋いだ状態から始めていますが、最終的には上の画像のようにパッチングしています。

キモになっているのはVCAです。
VCAは入力された信号の出力するレベルを上げ下げするモジュールです。
※入力する信号は音だけとは限らず、多くのVCAはCVも通せます。
普通のシンセとしてVCAを使用する場合、鳴りっぱなしのオシレーターの音を塞き止めるために使われています。

VCAモジュールにはイニシャルゲインというツマミついている物があります。
Pittburgh Modular Dual VCAの場合それぞれのチャンネルの下のツマミがそれです。
このツマミはVCAに何もCVが入力されていない状態で、どれだけ入力された信号を通過させるかを決めるボリュームみたいなものです。
一般的なシンセとしてパッチングした場合、このツマミは絞りきった状態で使用します。
では、何のためにこのツマミが存在するのか?というと、VCAはCV Inに入力されたCVがプラスの時は信号を通しマイナスの時は信号を絞るという働きをします。
シンセとしてパッチングした場合、発音に使うEnvの信号はプラスなので信号を通さない状態、すなわち音量が0の状態から信号を通して音が鳴ります。

動画のようなトレモロをする場合、LFO等を使う必要がありますがLFOのサイン波・三角波・ノコギリ波はプラスマイナス両方に揺れている物が多いのでイニシャルゲインを絞りきった状態だとLFOがマイナスに振れた時に無音状態になってしまいます。
なのでイニシャルゲインを上げた状態にしてあげれば元々なっている音量を大きくしたり小さくしたりをLFOの波形通りにすることができるのです。
鳴らない状態を作りたいときはイニシャルゲインと入力CVのレベルを適宜調整しましょう。

動画ではVolcaの音をVCAの信号のInへ接続し最終出力からオーディオを録音しています。
最初はイニシャルゲイン(PittsburghのVCAの場合はPass Thruというパラメーター名)を上げてただ音を鳴らし、CV Inにオシレーターの三角波・矩形波を入力してトレモロの具合を変えています。
終盤ではLFO役のオシレーターを可聴域まで速くしてAMをかけて金属的な音にしています。

モジュラーシンセは発想しだいでエフェクターとしても使えるので、少ないモジュールでも色々なパッチングを試してみてください。

Wak


Pittsburgh Modular Simple System ¥54,000(税込)


Simple SystemにVCFを追加してみた。

前回の記事で紹介したSimple SystemにVCFモジュールのPittsburgh Modular Fltrを組み合わせてみました。
組み換えの過程の画像もあわせておおくりします。

ブランクパネルを外すの図

パネルだけじゃ狭く手が入らないのでVCAも外しました。
小さい可愛い綺麗な手に憧れます。

電源部分はこうなってます。
暗くてわかりにくいですね。

見やすいようにチェック用に店頭に置いてある電源部分の写真をとりました。
せっかくなのでユーロラックモジュールの電源端子の配置を書きこんでいます。
8本のピンが横に2つ並んだ計16本のピンがあり、それぞれ左右のピンはつながっています。

上から順におおざっぱに説明すると
Gate:おまけです。
CV:これもおまけです。
+5V:電源によっては飾りで+5Vが流れていないものがあります。
+12V:絶対に必要な電源です。
GND:お
GND:な
GND:じ ※グランドです。
-12V:比較的必要な電源です。まれにマイナス側の電源を使用していないモジュールがあります。

最低限ユーロラックモジュールを駆動させるためには下から5番目の+12Vまでの10ピンが
あればモジュールを駆動させることができます。
モジュールによってはモジュール側が10pinで電源側が16ピンのモデルもあります。
私の知る限りだと20ピンのモジュールも1ブランドだけ見たことがあります。

これがモジュール側から伸びている電源用のケーブルコネクタです。
画像の赤いライン側が-12V側に刺さるように電源基板に接続します。

この向きを逆に刺したり、ズレて刺したりすると繋いだモジュールが壊れるだけではなく
同じ電源につながっている他のモジュールが壊れたり、基板からの発煙・発火の可能性もあるので十分に注意してください。
横着をしてもモジュールが壊れる可能性が上がるだけなので、良い子はモジュールの電源を繋ぐ際は電源側のコンセントは必ず抜くようにしましょう。
絶 対 に コンセントは抜いてください。

最近のモジュールは購入段階でモジュール側のケーブルも抜けてる場合もあるので電源を入れるのが不安な場合はご相談ください。

長々と書きましたが電源のピン配置等は覚える必要はありません。
向きを間違えずにちゃんと刺せばいいのでそこだけ気をつけましょう。


↓↓↓↓マウントして鳴らした動画がこちらです。↓↓↓↓
まず最初に前回の動画と同じパッチングからスタートし、VCAの信号のIn黒いケーブルを抜き
フィルターのローパスアウトとVCAの信号のInを追加した黒いケーブルで接続しています。
Fltrはレゾナンスを最大にしても自己発振をしないクリーンなフィルターモジュールです。

Fltrには3種類フィルターのOutがあり動画ではローパス・ハイパス・バンドパスの順に接続しています。
外部のCVによりカットオフのコントロールが可能なので、ローパスのOutに接続を戻した後にVCOの三角波の出力を緑のケーブルを追加してCV Inへ接続してフィルターにFMをかけています。
真ん中のツマミで掛かり具合を調整しています。
今回はSEQで音程を変えているVCOの出力をFMに利用していますが、別途LFO等を接続すれば一定の周期でFMを掛けることも可能です。

赤いケーブルはSQ-1の2トラック目のCV OutとFltrのCV Inを接続してカットオフもSEQでコントロールしています。
真ん中のツマミは中央より左に回すと、入力したCVを反転してコントロールできます。

後半は気のむくままに鳴らしました。

Fltrは頑張れば自己発振も可能ですので発振のさせ方を思いついた人は店頭にてお試しください。

Wak

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